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12月, 2014の投稿を表示しています

プラダンでカヤックを自作する。【総集編】

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  水上の自転車であるカヤックの最大の問題点は目的地までのアプローチです。 組み立て式のカヤックは沢山ありますが、重量や組み手の手間、強度が問題になります。 最近、日本のメディアでも「Oru kayak」が紹介されるようになってきましたが、 プラスチック段ボール(プラダン)で作られた折りたたみ式のカヤックが注目されています。 Oru kayak http://www.orukayak.com/ 作りは非常にシンプルで、日本の折り紙船そのものです。 ちょっとしたコツを掴めば誰でも製作は可能です。 プラダンはポリプロピレンという素材で出来ていて軽量で柔軟性もあり非常に丈夫です。 ある雑誌で「壊れても修理が簡単」と紹介されていましたが、これは間違いで ポリプロピレンは非極性素材なので接着剤での接着はほぼ不可能です。 ポリプロピレン専用の接着剤もいくつか販売はされていますが、くっつく程度で強度はほとんどありません。接着というよりは粘着する程度のものになります。 実際にプラダンで工作してみると分かりますが、プラダンの折り目は曲げることで素材が伸ばされ白く変色しますが千切れることはまずありません。 ただ引き伸ばされた部分は薄いビニールのような感じなのでピンホールには弱いです。 何度か使用するうちに折り目のピンホールから浸水するのは確実だと思います。 素材選びのポイントは厚みではなく素材そのものの強度です。 プラダンには「目付」といわれる強度のレベルがあります。 ホームセンターなどで一般に市販されているものは養生用で目付300程度になるようです。 おそらくOru kayakに使用されているのは目付1000程度のものだと思われます。 プラダン専門店から購入は可能ですが、サイズ的に4mほどの長尺ものは市販されていません。 100枚程度を購入する気があれば特別に入手は可能かも知れませんが、送料も含めると100万円程度かかるかも知れません。 本気で事業化でもしない限り現実的に入手することは困難だと思います。 ということで市販されているプラダンで作れないか挑戦して見ました。 プラダン4枚で作るカヤックと、究極はプラダン1枚で作る船です。 プラダンでカヤックを作る。【その1】「ORU KAYAk」を参考に設計図

デスクトップ・キャンパーのススメ

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自室にこもってデスクトップ・キャンパーやってました。 ポイントは極小火で焼くこと、そうすると煙も油はねもありません。 じっくりと焼きながらキャンパー気分を味わってください。 〆は1玉18円の焼そば、肉汁のうまみを麺に絡めていただきます。 どろ系ソースとウスターの調合が決めてです。 寒くてお外に出れない、インドア系アウトドア派にオススメです。 お約束ですが・・・「焼肉やいても家やくな!」  ご注意ください。 ↓このミニコンロはおススメです。

お気に入りYoutubeを簡単にGIFアニメにする方法

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  お気に入りのYoutubeの一部簡単にGIFアニメにできるサービスがあります。 作り方は簡単で、お気に入りのYoutubeのアドレスの前に「gif」と入れるだけで https://www.youtube.com/watch?v=hzMSjGgWcWE https://www.gifyoutube.com/watch?v=hzMSjGgWcWE 後はスタート位置をスライドバーで指定して長さを指定してタイトルを入れるだけです。 GIFアニメ化でさらにスピードアップしたガーデンレーサーです。 ※ずっと見てると目が回るのでご注意ください。

灯油ランプのメンテナンス

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かなり前に近くのホームセンターで灯油ランプ(ランタン)を手に入れました。 千円程でしたのでおそらく中華です。 今の時代に灯油ランプは実用性に乏しいのは承知していますが、このノスタルジックな雰囲気が気に入れました。それに「いざという時に役に立つに違いない」という言い訳も含まれています。 実際に停電があった時に使ったのことがあるのですが・・・ まず懐中電灯を手にウロウロと、停電の動揺が納まってきたところで気分はキャンプモードに突入。 常備用のロウソクに点火して一安心、ワクワクモードに変わりつつ・・・ 最後この灯油ランプを思い出して点火するもすぐに停電が復旧。 悔しい思いをしました。 そんなことで滅多に使うことは無いのですが、実際に燃焼を伴うランプですから熱も発生します。冬場には暖房の補助的な役割も果たしてくれるのです。(換気は忘れずに) パチ物ですが、おそらく構造は本物と同じだと思います。 このランプ単純そうに見えますが、実は意外と複雑な気流の構造を持っています。 灯油が燃料ですからどうしても少しススが出るので、時々ガラスのホヤを外してお掃除してあげる必要があります。これが楽しいんです。 手間のかかる子は親孝行なのです。(笑) 柔らかい炎は揺らぎは見ていて飽きないものです。 実際に炎は、エネルギー変換を伴い光と熱と振動を発生します。 そう考えれば生命体の一種だとも言えます。

ロウソクの炎で発電!「ろうそくラジオ」CR-100

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ロウソクの炎で鳴るラジオです。 別名「キャンドルラジオ」とも言われ、ラジオマニアの方ならご存知かもしれません。 (重量644g、高さ210mm、直径120mm) ロウソクの炎で熱発電素子(ペルチェ素子)で発電してラジオを鳴らす仕組みです。 電池などは使わずロウソクの炎が続く限り鳴り続けます。 アウトドアや防災用ラジオとして利用できます。 ロウソクの炎でスピーカーから音が出る感覚は、なんとも不思議なものです。 ロウソクに火を灯して素子が温まると音が鳴り始めます。 ガラスビンにロウを入れ、ガラス繊維の芯を調整することで炎が一定の大きさで灯るようになっています。 付属品として、ロウソクのペレットが付いています。 もしこれが無くなっても普通のロウソクを削って入れればOKです。 ラジオはAM専用(525~1605KHz)ですが感度は十分実用の範囲だと思います。 ただし、チューニングダイヤルが少し小さいので選局は微妙です。 ロウソクのチラチラする炎をボーと眺めながらラジオ聞くのもいいです。 面白いラジオですが、残念ながら現在は販売されていません。 パソコン用のCPUクーラーのペルチェ素子を使えば自作することも可能かしれません。 アウトドアのお供に如何でしょうか。

おニューのパソコンがほしい! HP Stream 11

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  ここ10年ほどはパソコン環境には1円も出費していません。 タイミングよく知り合いからお古のパソコンを貰って食い繋いできました。 外付けハードディスクもNTTのポイントで貰ったものです。 しかし、そろそろです。 出来ればおニューなパソコンがほしいのです。 HPから低価格なWindowsマシーンが発売されました。 11インチの小型モバイルパソコンですが処理能力は十分なようです。 何より価格が2.5千円と低価格です。 HP Stream 11 Review http://youtu.be/HcUV26xIb84 問題はOSがWindows8.1ということです。 8シリーズについてはMSも敗北宣言しているほどの駄作で動作ソフトも限られています。 来春には新しいOSの出荷も決まっているので改善も望めないと思います。 割り切って使えば問題ないのですが、残念感はあります。 もって低価格のパソコンとなると有名なのはラズベリーパイでしょう。 本体価格は5千円程と低価格の超小型ワンボードパソコンです。 Raspberry Pi Model B+ http://youtu.be/yG0xitdXIs8 本体価格は安いのですが、メモリーや電源、その他周辺機器を揃える諭吉程度は必要になります。 ラズベリーパイはワンボードパソコンながらGUIのデスクトップを動かすことを前提にされたものですが、性能的は辛うじて動作する程度のかなりローレベルなのでパソコンとしての実用性は乏しい感じです。 あくまでも実験用の機器で、問題はこれで何の実験をするか?が重要です。 何の目的もないと使いようの無いものになります。 モニターやスピーカー等一通り揃っているものなると、やっぱり中華PADになります。 無線LANもモバイル用のバッテリーも各種センサーまで搭載されて6千円ほどです。 ノーブランド 【Android4.1搭載】 7インチ型タブレット ADP-702 http://iosys.co.jp/cgi-bin/zaiko_list/item.php?GN=77936 これ実際に触ってきましたが普通のタブレットです。 うちのパソコンより処理速度が数倍早いです(汗)。 初期不良のくじだけを引き当てなけれ

炭火で石焼芋の作り方。 安納 VS 鳴門金時

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本日のお仕事は焼芋屋でした。 安納いもを入手しました。 ちなみに隣はお気に入りのラジオです。 まずは炭に火入れします。 カセットボンベ用のバーナーが便利です。 炭に火が入ったら焼き網の上に小石を敷いて、その上に芋を乗せます。 最後にボールをかぶせると炭火石焼芋のセット完了です。 別名、我が家名物「UFO焼き」です。 約30分くらいで焼きあがります。 焼き上がりはこんな具合、芋から蜜が噴き出しています。 まだ火が残っていたので鳴門金時を追加投入しました。 安納いもの中身はこんな具合、甘くてトロトロです。 チョビも焼き芋が大好きです。 食べる時だけはお利口さんです。 安納いものトロトロ感と鳴門金時のホクホク感 どちらも捨てがたい、好みによって分かれるところです。 ちなみにチョビはどちらも大好きです。 皮も残さず完食です。

アナログのテクスチャーマッピングのような写真から立体の街を作る 「フォトモの街角」

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  面白いものを見つけました。 「フォトモの街角」糸崎 公朗 著 一見、普通の写真集のようですが、実は工作ブックだったりします。 二次元の写真を切り刻んで立体に配置することで、擬似的な三次元な空間を作り出そうという作品です。アナログのテクスチャーマッピングのようなもので、技法的には珍しいものではありませんが、作品に登場する昭和レトロな被写体が気に入りました。 実はまだ一つも作っていません。 あえて切り刻まなくてもパーツを眺めているだけで作品として面白いと思います。 ちなみにこの本はアマゾンで買いましたが、新品がなかったので中古で300円でした。 しばらく眺めて過ごします。

空き缶スターリングエンジンの作り方

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空き缶スターリングエンジンの作り方をご紹介します。 その前に、懐かしの自作スターリングエンジンを動かしてみました。 Stirling engine 「自作スターリングエンジン」  https://youtu.be/m1Hu-c-8HXw あんまり性能は良くないのですが一応動きました。 これ作ったのは10年前、未だに次の展開が出来ていない問題児です。 さてどうするか?・・・ こんなページがネットの隅に残っていました。 http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Tulip/6529/wood/engin2.htm 以前、自室に大きなタライのお池作り、日夜ポンポン船造りに没頭していた時期がありました。実はポンポン船の動力はスターリングエンジンなのです。 つまりエントロピーで動いているのです。(大げさな) 「ポンポン船」プロジェクト http://blogs.yahoo.co.jp/kai_yamamoto/folder/1507676.html ポンポン船は熱源で熱しられたポンプ内の水が膨張することでパイプから噴出します。水を噴出することでポンプ内の圧力が下がり、周りの水が逆流してポンプに吸い込まれポンプの水温を下げます。この出したり吸ったりする細動を繰り返すことでポンポン船は前進します。これがスターリングエンジンの原理です。 「噴出した分を吸い込んでいたらちっとも前進しないじゃないか?」 と思われるかもしれませんが、吸い込む時はパイプの周り全体から吸い込まれ、噴出する時は一気に後方の一方向に固まって噴出されるので、全体の運動ベクトルの合計は後方に反発する力が増すことになって前進します。 「扇風機の前は涼しいですが、後ろは涼しくない」と同じ原理です。 ポンポン船って面白いでしょう。 Amazon スターリングエンジン 4シリンダー スターリングエンジン 4シリンダー それでは本題の空き缶スターリングエンジンを作っていきたいと思います。 まず主材となる空き缶を2本用意してください。 銘柄は問いませんが、出来るだけ同じものがいいと思います。 アルミ缶のほうが工作は簡単です。 もちろんアルコール入りでなくても大丈夫です。w