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8月, 2017の投稿を表示しています

小型エンジンポンプでミニボートを動かす!?

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  インペラのカバーの穴を塞いでパワーアップしたポンプでテストしてきました。 前回は熱がこもってオーバーヒート気味だったので、ポンプの下に台を置いて設置位置を上げました。空冷エンジンなので、これでクールダウンすると思います。 バンドで括り付けただけのやっつけですが・・・ 操舵もできるようにホースを喫水線あたりでパイプに固定しています。 喫水線は体重バランスで変動するので適当です。 ではテストです。 Homemade small Tug Boat Test 4 小型エンジンポンプでボートは走るか? https://youtu.be/r2Y2Mb1u-YU 結論、一応エンジンポンプでボートは走りました。 操舵システムも意外とうまく作動しました。 しかし非力です。 ポンプのケースを外して直接噴出するテストもするつもりでしたが・・・ 次に進みます。

スクリューの効率的な推進システムについて、空気が大切!

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  水遊びのバカ話が段々と本格的な話になってきました。 マニアック過ぎてもう誰からも見向きもされない記事かもしれません。w 今まで色々と実験をしてきましたが、効率的な推進システムについて、下記のページが非常に分かりやすく解説しています。 空気でスクリュープロペラ船の推力を約71%アップする! http://cotkm.jp/ship/ ニコ動では1万件を超えるビューと沢山の嘲笑のコメントをいただきましたが、実は前回行ったテストには意味があったのです。 Homemade small Tug Boat Test 3 小型エンジンポンプでボートは走るか? https://youtu.be/L1hhRWbzLz0 TAKE1では水中に放水したので放水口の負圧で推力が極端に落ちました。 TAKE2では空中放水にしましたがノズルの先にパイプを繋いでいたのでパイプが抵抗となってパワーが出ませんでした。 TAKE3ではホースのノズルから直接空中放水したので一番パワーが出たことになります。 タイのロングテール・ボートのレース風景です。 一見すると手作り感たっぷりのチープなボートに見えますか、これが物凄いスピードで走ります。 Longtails Boat with jet ski engine https://youtu.be/pv35XxrxEPw 彼らは物理的な理屈や複雑な計算式を駆使して船やスクリューの設計をしてるわけではないと思います。ただ過去からの経験則でスクリューと水面の微妙な位置バランスを操縦のテクニックとして習得しているのです。結果的に水流に適度な空気が混入されて効率よく大きな推進力を得ていると思われます。 先日行ったオコチャマな実験もこの辺を体感するための実験でした。 スクリューを半分だけ水中に入れるとどうなるか?とかやってました。 競艇用のボートはハイドロプレーン状態で走行します。トップスビート時は船体がほとんど空中に浮いた状態でスクリューの一部が水面に接しているだけです。この状態ではスクリューの後流にうまく空気が入り込み効率よく推力を得ていると思われます。 競艇 これぞまさに大逆転! https://youtu.be/0WpcXJLamyA つまりボートというより離陸寸前の水

ジムニーのピックアップがカッコいい!

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ジムニー が20年ぶりフルモデルチェンジしましたが、是非ピックアップを復活して欲しいなー 街乗り用の大人しいジムニーってあまり魅力を感じません。 軽トラのオフロードバージョンのようなデザインがいいんですがねー 絶対に売れると思いますよ。 LJ81、SJ410K、SJ40T、SJ413K Car restoration project - time lapse https://youtu.be/E8CVoe8N8po Project SJK http://www.omrigi.com/project-sjk 鈴木さん、よろしく!

もっと推進力がほしい! エンジンポンプを割ってみた。

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テーマは「もっと推進力がほしい!」ということで、 オコチャマの夏休の工作のような実験をしてました。 380モーターをギアダウンして6V駆動するとそこそこパワーがあります。 これに適当なスクリューを付けるとどうか?という実験です。 【テスト1】 折れたGWSのペラを削って作ったスクリューです。 プロペラとスクリューの違いは色々とありますが、同じ流体なんだからどうか?という実験です。 これがサッパリで、スクリューというより撹拌棒です。w 後方に押し出す水流よりも、周りに弾く水流のほうが多いようです。 全くダメということではありませんが効率はかなり低そうです。 【テスト2】 前回使ったオモチャの扇風機の羽を付けてみました。 柔軟性のある素材なので期待はできませんがGWSよりはマシな感じです。 やはり水中ではブレードの面積が大きいほうが有利なようです。 【テスト3】 放置している貰い物のラジコンボートです。 結果的にこれが一番パワフルで、バケツの水が弾き飛ばされてすぐに無くなりました。 これ掴んで泳いだらそこそこ進むかもしれません。w やはり水中の推進システムはスクリューの形状が非常に重要だということが分かりました。確認のためにエンジンポンプを割ってみました。 物凄い錆の塊です。w でも3000円で買った中古品にしては綺麗な方だと思います。 ミニ船長への憧れ、推進エンジンをゲット! http://ttripper.blogspot.jp/2016/08/blog-post_27.html 折角なのでクリーニングしてみました。 さらに磨きこんで鏡面仕上げにすれば、もう少し効率が上がるかもしれません。 このポンプのインペラは高さ5mmほどの小さなフィンが付いた円盤で、クランクシャフトと直結されています。 理屈は掃除機と同じで、このインペラの上に渦巻き型のカバーを被せて負圧で水を吸い込む仕組みです。カバーに2カ所ほど穴が開いている理由が不明ですが、圧力抜き用でしょうか? 33ccの非力な小型エンジンなのでインペラも小さくなりますが、これでは船が進まないのも納得です。 さて、これからどうするか?

中華でクラウドファンディング、ジェットサーフの作り方

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ようやく日本でもクラウドファンディングというビジネススタイルが一般化してきましたが、「glafit」という電動モペットが若者にウケているようです。 急坂も楽々、足漕ぎできる電動バイク 折りたたみ可能 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO19814110Z00C17A8000000?channel=DF260120166491 glafit「グラフィット」公式ホームページ http://glafit.com/ 自社開発のクラウドファンディングのスタイルになっていまが、おそらく原型はこの電動自転車だと思います。 ○格納式リチウムバッテリーモペット電動自転車 「忍」20inch黒 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b270359841 以前からヤフオクに出品されてますが、アシスト自転車としてはパワフル過ぎて日本の公道では走行不可のチャリンコになります。かなりブラックでアウトローな商品ですが、ご近所で走っているのを見かけたことがあります。w これに保安部品を付けたものがglafitで、電動バイクとして原チャリ扱いて公道も走れるようにしたものです。 フレームやブレーキなどが一部変更されていますが、この手の中華バイクの部品組み合わせは、それこそ星の数ほどあって出荷単位に細かな部品が変るほどです。問題は現地での品質チェックと管理体制、輸送時の管理と日本到着後の再検品と安全性テストが必要ですが、どうなんでしょう? 先日1300円で買った電動バイクと元値は同じくらいですが、チャリンコの形にすることで軽快感は演出されますが、フレームの強度やパワーは電動バイクのほうが格段にあるように思います。 電動バイクの分解とインプレ テラモーターズ SEED48 http://ttripper.blogspot.jp/2017/03/seed48.html おそらくヤフオクの電動自転車に自分で保安部品を付ければナンバーも取得できると思います。もちろん自己責任で絶対に事故らない自信が必要ですが・・・w この手の中華品マーケットとして「Aliexpress」が有名です。 ありとあらゆる中華部品を格安で調達できますが、今一番気になってい

自作グリーンランドパドルのテスト

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  出来たてホヤホヤのグリーンランドパドル(Gパ)をテストしてきました。 夏は川遊びが一番、海は暑くて無理・・・ お盆休みで川下は家族連れで賑わっていました。 このタイプのパドルを使うのは初めてなので、うまく漕げているかわかりませんが、使っている内にコツが掴めました。 Gパはブレードの幅が狭いのですが長さがあるのでうまく使うとかなりスピードも出ます。心配した強度も問題無さそうで適度なしなりがいい感じです。 とにかく軽くて全然疲れません。 例えるなら、今までのパドルはスプーンでバターを掬っていたようなもので、Gパはまさにバターナイフそのもの、スッ入ってサッと掬える感じです。 短所はやはりブレードの長さがポイントで、川の浅瀬で流れが早い所を登るのはちょっと苦手なようです。元々海を渡るためのパドルだと思うので目的にあった使い方をしなさいということでしょう。 何より川の水も綺麗で、風が涼しくて気持ちよかったです。 Handmade Greenland Paddle グリーンランドパドルのテスト https://youtu.be/Z4JdyIKtZqM Amazon  AKUA(アクア)カーボン・グリーンランドパドル AKUA(アクア)カーボン・グリーンランドパドル Amazon  カーボンファイバー グリーンランド カーボンファイバー グリーンランド Amazon  カヤックパドルフルカーボンファイバー

グリーンランドパドルを作る

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  カヤックとカヌーはよく混同されますが、構造的にも用途的にも全く違う別の船です。 生い立ちが違うので当然ですが、日本ではカヌーという言葉が先行したのでカヤックもカヌーと呼ばることが多いようですが、クアッドコプターをドローンと呼ぶような間違った言葉の使い方だと思います。 カヌーは胴体も太く高さもあるので片側で漕ぐシングルブレードパドルを使って湖や川を下るのに利用されます。 カヤックはモノコック構造で人が乗るコックピットだけ穴が空いていて、船と体を一体的にフィットさせて乗るので、船の左右両方で漕げるダブルブレードパドルが使えます。効率的に漕げるのでスピードも出て長距離も走れます。密閉式なので波やうねりのある海を渡るのに適した船になります。 今時のパドルはFRPのカーボン製が軽くて高級品とされますが、デザイン的にもトラディショナルなものではありません。伝統的なものとしてグリーンランド地方で使われていた「グリーンランドパドル」と呼ばれる棒切れのようなデザインのパドルがあります。 ご近所のカヤック屋さんでも沢山の種類を取り扱っているようで、木製のハンドメイド品が2万円程度で販売されているようです。 Eddy特選 パドル http://www.geocities.jp/take540927/paddle.htm エスキモーパドルとも呼ばれるようですが、アリュートパドルという少しデザインが違うものもあるようで、サイズやデザインは色々とあるようです。理論や理屈は色々あるのでしようが、要は細長いブレードの部分を平たく削った棒切れです。 簡単に作れそうなので一つ作ってみることにしました。 材料は庭の縁側として作っていたパーゴラデッキを解体した廃材です。 15年ほど風雨に晒された廃材なのであちこちボロボロですが、長さ1100mm、幅は90mm、厚み35mm程の寸法が取れました。 これを厚み30mmから5mmのテーパーを付けて2枚におろして二分割のグリーンランドパドルを作りたいと思います。途中、錆びて折れたネジが入っていて摘出するのに苦労しました。 適当な工作なので丸ノコで切り裂いた時点でガタガタです。w 穴をパテ埋めして割れたところをボンドで補正してからカンナで適当に整形しました。 持ち手部分は300mm、