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12月, 2017の投稿を表示しています

全てはウェーブなのだ、TIC-80 Wave

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  この世の中は全てウェーブから始まりました。 その波の振動こそが生命活動の起源でもあります。 波の伝播をモデル化してみました。 TIC-80 Wave https://tic.computer/play?cart=387 GIFアニメ、めっちゃ重い!w

懐かしのレイトレーシング、TIC-80 Ray Tracing

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  昭和のパソコン創世記時代が、まさに青春のど真ん中でした。 大学の専門は情報工学系だったのですが、パソコンの普及と学生生活がクロスオーバーしていました。 卒論のテーマに選んだのは、当時はまだ一般的では無かったCGを利用した環境シミュレーションで、簡単には建物や街の三次元データを起こしてCG化することで景観や日照状態などを考察しようというものです。 当時のパソコンは非常に高価でPC98シリーズなどはフルセットで100万円ほどしました。それでも今のパソコンのような天然色を表現できる機能はありませんでした。 卒論研究にどうしてもパソコンが必要で、ローンを組んで買ったのが富士通のFM-7でした。当時としては良心的な価格設定(12.6万円)でアルバイの貧乏学生でもなんとか手が出る価格です。 問題はFM-7のグラフィック機能が像度640×200ドットで同時に8色しか表示できなかったことです。CGをやるにはあまりにもチープな環境でしたが、無い機能は知恵でカバーするしかありません。 計算能力も低くて1つの画像を計算するのに24時間計算しっぱなしで1週間ほどかかりました。夏場は熱暴走を避けるためにケースを空けて扇風機を回しながら計算させていました。 8色からフルカラーの天然色への変換にはアナログのカメラを使います。計算したCGデータをビットプレーン単位に重みを付けしてカメラで多重露光することでフルカラー映像を作り出すことができるのです。RGB各色を256階調の8ビットデータだとすると、これをビット単位のデータを作って1ビット目は1回、2ビット目は2回、3ビット目は8回と表示回数に重みを付けてシャッターを開放したカメラで像を重ね合わせると256階調の色でも表現できました。 当時、CGで描いたツルツルの球体画像が流行りましたが、雑誌や書籍の表紙用に需要があって、CG画像のネガ1枚が30万円ほどで売れた時代です。 卒論そっちのけでせっせとアルバイトをしてたわけです。w そんな懐かしいレイトレーシングを今時の高級パソコンで走らす8ビットパソコンのTIC-8でプログラムしてみました。 TIC-80の環境では同時発色できる色数は16色になるので、フルカラーレンダリングを行った後でカラーパレットによる誤差分散で色合いを表現しています。用意したパレットパタ

ミニュチュアガーデンの作り方

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  ダイソーでミニ観葉と小物を買ってきました。 これをジオラマ風に盛り付けたいと思います。 薄い板を編んだカゴなので防水用にクリアファイルでケースを作ってミニ観葉を埋め込ます。 仕上げにゼオライトを敷けばテスクトップ用のミニチュアガーデンが完成です。 クリスマスらしくサンタとワンコと恐竜を配置してみました。w 冬のガーデニング遊びにどうでしょう。

TIC-80でラジコン飛行機シミュレーター

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  面倒くさくなってきたので中途半端ですが、TIC-80のラジコン飛行機シミュレーターをリリースしました。 TIC-80 RC Flight Simulator https://tic.computer/play?cart=375 出来るだけ飛ばしやすいように上反角たっぷりの入門用セスナ機のようなまったりした飛びにパラメーターを味付けしました。よってアクロバットは苦手な機体になっています。 操作はマウスで行います。 左ボタンを押すとエンジンスロットルが上がります。 ボタンを離すと徐々にスロットルが下がるようになっています。 時々ボタンを押してエンジンコントロールをしてください。 マウスカーソルが画面センターで中立になります。 画面センターから下げるとアップ、上げるとダウンです。 画面センターから右、左でエルロンをコントロールします。 ラダー機能はありません。 飛ばし方は、まずスロットロを全開まで上げて加速したらアップを引きます。 機体が上昇したら若干アップ気味にエルロンで姿勢コントロールをしてください。 慣れてくると宙返りやロールもできるようになると思います。 計算上は背面飛行もできるはずですが激ムズです。 おそらく実際にラジコン飛行機を飛ばしたことがない人には難しいと思います。 遠くに飛ばすと機体が数ドットになるので姿勢を判断するのは厳しいです。 フライバイにならないように集中して飛ばしてください。w 実はまだバグがあります。 バグといっても計算精度の問題ですが、空に書いている番号の1と5がかぶります。 ソースコードはリンク先で公開してるのでチャレンジしてみてください。 そんなことで休日終了です。

パーティクルなデモ2本 TIC-80 Demos

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  パーティクルはコンピュータ・グラフィックなどで非常によく使われる手法ですが、簡単には属性を持った素粒子のようなもので、属性の性質を変えることで炎や煙、雨や雪等々の色々なものを表現できます。一定の規則に沿って群で計算できるので扱いも簡単です。 そんなパーティクルの簡単なデモを2本追加しました。 TIC-80 Demos > PARTICLE TEST #TIC80 https://tic.computer/play?cart=358 TIC-80 Demos > PARTICLE TEST2 https://tic.computer/play?cart=359

炎のペンでファイヤー! TIC-80 Fire effect pen

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  炎のエフェクトで絵が描けるツールです。 寒い時期にピッタリな?暖まれる感じです。w TIC-80 Fire effect pen https://tic.computer/play?cart=357 前回、TIC-80のパレット色でモザイク処理するツールを紹介しましたが、それの実装例題をアップしておきました。たった16色ですがモザイク処理をするとそれなりに表現できます。TIC-80は同時に16色しか表現出来ませんが、パレット色は変更できるので最適化すると面白いかもしれません。 TIC-80 Palette Mosaic https://tic.computer/play?cart=355 モザイク変換サービス http://www6.plala.or.jp/TimeTripper/html5/tic80.html

シューティングもどきリリース、TIC-80のパレット色でモザイク処理

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シューティングもどき、考えが纏まらないのでWIP(Work In Progress)に捨てました。w 遊んでみてください。ブラウザでプレイすると完全に処理落ちします。 BLOCK DESTRUCTION https://tic.computer/play?cart=343 もう一つ、PICO-8用に作った特定のパレット色でモザイク処理するプログラムをTIC-80用にも用意しました。 TIC-80 Palette Mosaic http://www6.plala.or.jp/TimeTripper/html5/tic80.html ローカルの画像ファイルを選択するとTIC-80のパレット色でモザイク処理します。 プログラムはJavaScriptで書いているのでパレット色の変更も可能です。