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食品トレーで無尾翼グライダーを作ってみました

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鷹凧(パンイン)との出会いで、すっかり空物が復活しました。 この時期は寒くて水物には興味が湧きませんので、丁度よいオフカルチャーです。 鷹凧(パンイン)の飛行原理を解析してみると、重要なのは翼端にある風袋のようで、あれがあるから安定して飛行しながら旋回飛行もできる仕組みのようです。 鷹をモデルにしたグライダーですが、デザイン的には無尾翼機と似ています。 尾羽根の尾翼があるので無尾翼ではありませんが・・・ 実験用に食品トレーで無尾翼機を作ってみました。 今回使うトレーは約20cm×15cmのサイズがありました。 カットラインを簡単に図面にしてみました。 こんな感じ、実寸は図面よりもう少し大きいです。  食品トレーはスチレンボードなので、カッターで簡単に切れます。  三角形の切れ端もエルロンとして使います。 少しアップ気味にテープで貼り付けます。 無尾翼機はここがポイントです。   重りはこれくらいです。  透明の荷造りでテーピングします。 これで強度が出ます。 少し上反角を付けて、下向きのウィングレットと中央にソリを付けて離陸しやすくしています。 翼長42cm、尾翼の翼端まで入れると全長14cmになりました。 重量は重りを入れて10g程です。 無風状態だと、目の高さから手を離すだけで10mくらいは綺麗に滑空します。 このサイズだと屋外では風に揉まれて翼型どころではありません。 テスト飛行は、チョビの散歩を兼ねて、いつもの海の公園です。 チョビの吠える声と、最後にちょこっと登場します。    風が強くてヒラヒラでしたが、無尾翼機グライダーはラインコントロールで飛ばせそうです。 もう少し大きく作れば多少の風でも安定して飛ぶと思います。   もちろんチョビの散歩もしっかりしましたよ。    この時期は海の水が綺麗です。    走り回ってヘロヘロです。w    今日もご機嫌さんでした。    

糸巻機(カイトリール)とEPPグライダーのテスト

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    予定より早く届いた、アマゾンで買った千円のEPPグライダーをテストしました。 Huante 99CM EPP 706 Huante 99CM EPPフォームの手投げ航空機(ステッカー)706 Amazon(アマゾン) 1,223円   組み立ては主翼と水平尾翼を胴体に刺すだけです。 簡単に組み立て分解ができます。 EPPは普通の発泡スチロールとは違って柔軟性のあるもので、衝撃に強く、無理に引き千切らない限り壊れることはまずありません。 サイズは翼長99cm、全長60cmで、重量150gです。 チョビと比較するとこんなものです。(検品中) 早速、田んぼ飛行場でテストしてみました。 糸目は重心よりやや前よりにしています。 まず滑空テストをしてみましたが、左の主翼が微妙に曲がっていて右に旋回する癖がありました。 おそらく輸送時に変形したものと思います。 浮きは悪くありませんが、まずこの曲がり癖を矯正しないとまともに飛ばなさそうです。 一応、テスト動画です。      一方、改造した糸巻き機はバッチリでした。 糸の引っ掛かるトラブルはなくなり、8角形から円形に変更したことで糸の出し入れもスムーズになりました。 現状、外径40cm、内径36cm、重量は217gです。 見た目は雑な工作でブサイクですが、かなり使いよくなりました。 しばらくこれで練習します。       お天気が良かったので、いつものお池に行ってきました。   色々な匂いに興奮気味です。w    今日も、ご機嫌さんでした。    

糸巻機(カイトリール)の改造

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夜な夜な、ちょこちょこ工作を続けています。 グライダーのように滑空しながら飛ばす特殊な凧、鷹凧(パンイン)を飛ばすためには専用の糸巻機(カイトリール)が重要で、これがないと始まりません。 日本ではプレイ人口も少ないので、専用品を入手するのは困難です。 中国に旅行したついでに買ってくるか、怪しい中国系通販サイトでダメ元でチャレンジしてみるか?どちらにしてもコストとリスクがかかります。 アマゾンでも色々なカイトリールが販売されていますが、残念ながらパンイン用のものは販売されていません。 パンインには大口径で軽量、軽く回る専用の糸巻機が必要です。 糸巻機の良し悪しで飛び方も変わってきます。 自作した糸巻機は8本ホーク(割り箸)に爪を付けたものです。 当然ですが、円ではなく8角形なので、各頂点にラインの力が集中します。 翼長1mほどの凧でも風が強いと相当な力で引っ張られるので、割り箸のホークでは変形してしまいます。糸巻の内径が36cmあるので、上空に上げると巻取りにも相当な力が掛かかります。 解決方法として、まず8角形を円形にします。 具体的にはホークの上にべニアを円形に加工したホイールを付けました。 幅は12mmほどで、水に浸けながら少しずつ曲げて円状に加工しています。 ラインの力が掛かるので、厚みが2.5mmの硬質なべニアを使っています。 これでラインがホイールに沿って引っ張られので、常に一定の力でスムーズに巻き取りができます。また各ホークがタイヤのスポークと同じ役目に変わるので、掛かる力が全体のホークに分散され強度が上がります。 これに合わせて糸掛けの爪の部分を溝状に変更しました。 パンインはラインを緩く張ってコントロールする飛ばし方が多いのですが、 爪が8本しかないため、ラインが緩むと爪からラインが外れて絡むことが多々ありました。 爪を外して円状に切り出したダンボールを貼り付けて、それを曲面に曲げて糸を捉えるやすくしています。 黒ペンキを塗って固めたので見た目は自転車のタイヤのようで、威圧感がハンパないです。w  爪の出っ張りが無くなり、回転もスムーズになりました。 ラインの外れも減りましたが、デメリットもあります。   ホイールが高速に回転すると、地球ゴマと同じく 「ジャイロ効果」 が発生します。 重量も多少増したので、以前より腕力が必要になりました。 機体のサイ

畑の様子と週末のクラッシュ! Crash! Crash! Crash!

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  節分も過ぎましたが、まだまだ寒いですね。 オッチョも目を細めて寒そうです。 まずは放置プレー畑の様子です。 ようやく、コカブが食べれる?サイズになりました! 塩もみくらいはできそうてす。 大根もまだ沢山残っています。 ソラマメの標準木はこんな感じです。 ほとんど需要のないスダチとキンカンです。 冬のバナナは不気味です。 ミイラ化してますが、花はまだ残っていました。 それでは週末のクラッシュ状況です。 ここからは変態マニア向け情報になります。w まず、昔、ファンフライ(FUNFLY)として飛ばしていたEPP製の主翼を利用して新しい機体を作ってみました。翼長85cm、全長60cm、重量104gとサイズの割に重いです。 ファンフライはアクロバット用の機体で、板状の幅広の主翼と胴体に大きな動翼でアクロバテックな飛行ができる機体でした。 2008年の動画です。     そのため主翼には上反角はなく真っ平らな板状で、風を受け流すことができないためにグライダー的な自立安定した滑空ができませんでした。 滑空が出来ないとラインコントロール以前の問題で、根本的な対策が必要です。 凧揚げの前に撃沈です。w 続いて、自作のミニハンドランチグライダーです。 主翼や尾翼はスーパーの食品トレーで作った機体です。   2009年の動画です。     10年以上、全く風景が変わらない、安定のド田舎です。w 愛犬は代替わりしましたが・・・ 久々に登場! 10年前の先代、男前なカイ君です。   現状は翼長75cm、全長50cm、重量49gで、サーボが2個付いたままですが、受信機とバッテリーは取り除いてバラストを積んでいます。 そもそもグライダーとして作っているので、自立安定と直進性が強く、逆に凧としてはコントロールが不可能でした。細くて長い効率の良いテールは凧には向かないかも知れません。 パンインが鷹型の無尾翼に近い機体である意味はそれだと思います。 もう一つ、ダイソーで売っているフリーフライト用のEPP製グライダーです。 ダイソーには小型の100円のと、少し大きい300円のが売られていますが、これは300円のほうで、翼長49cm、全長47cm、重量34gと軽量です。 機体全体が柔軟性のあるEPP製なので、激しく墜落しても壊れないので練習にはピッタリです。しかし、そもそもの浮力が弱いので、飛ばすには