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9月, 2018の投稿を表示しています

ゾンビがやってくる。TIC-80レトロゲームの作り方

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PocketCHIPでPICO-8に出会ってから、すっかりレトロゲームファンになってしまいました。レトロといっても中身は最新式ですが、その削ぎ落とされた世界観は芸術性も高く、今流のCGメインのゲームとは一線を画しています。 PICO-8 https://www.lexaloffle.com/pico-8.php 「ゲームの要素とは何か?」よく議論されるテーマですが、どんなゲームでも物理的に捉えると中身は実にシンプルです。 コンピュータゲームは目や耳で仮想空間で起こっている現象を捉えて、それを解釈した上で戦略を練り、適切なタイミングにアナログ的なインフェースであるボタンやマウスでコンピュータに電気的信号の答えを返します。 この作業を時間軸に沿って繰り返しますが、そのゲームが2次元であっても3次元あっても、どれだけ複雑なゲームでも実は一つのウェーブの電気信号でしかなく、それをコンピュータが計算処理しているだけにすぎません。ゲームプログラムはそれを処理する長い1本の計算式なのです。 私の場合、そんなゲームで遊ぶことより、そのゲームをプログラムすることが楽しみで、いかに効率的な計算式を考え出して、ファンタジーな世界を表現するかにワクワクするのです。コンピュータゲームは計算式だけで作られた架空の世界ですが、その世界をゼロから作り出す作業はエキサイティングで楽しいものです。 今時のAIルーチンに丸投げするようなプログラムには何の魅力も感じません。 TIC-80はPICO-8のクローンで、同じLua言語でプログラムしますが、若干動作環境が違います。PICO-8は128*128のユニークなスクエア画面ですが、TIC-80は240*136の一般的な横長のアスペクトでフォントなど見やすくなっています。 パレットカラーはどちらも16色で、色の組み合わせはPICO-8のほうが艶やかで好きですが、TIC-80のパレットは簡単に変更ができるので問題はありません。そんなことで最近はPICO-8よりTIC-80をよく使っています。 もう一つ、PICO-8は有料ですがTIC-80は無料で利用できます。 ここが最大の利点です。w TIC-80 https://tic.computer/ 前置きが長くなりましたが、現在いくつかのゲームを並行的に作っていま

ウインドサーフィンの自作セイル、完成!?

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本日はラストサマーバケーションでした。 この日に合わせてセイル作りをしていたので、昨晩は追い込みで頑張って工作しました。 セイルトップは謎のタコ糸?で縫製して強度アップしました。 家庭科の時間、もっと頑張っておけば良かっと後悔・・・ バテンは力がかかる両端をまず二重に固定した上で、全体を生地でカバーしてセイルと一体化しました。 この作業が非常に面倒で、防炎シートとモールでは素材が違うため接着剤も別のものを塗り分ける必要があります。しかも短時間の内に作業する必要があってかなり苦労しました。3本貼り付けてクタクタになりました。 午前中に最終調整して予定通り完成?しました。 午後から雨が上がったので海の様子を見に行きました。 平日なのでビーチはガラガラで一家族がお弁当を広げているだけでした。 問題は海です。 本日は満月の大潮でマイナス50cm、普段でも水深が膝くらいしか無い遠浅の海なので陸化してました。 風もほぼ無風状態で、時々吹くそよ風は東から吹く陸風のオフショアです。 ウインドサーフィンは無理ですね。・・・残念。 ということで最終テストまでは出来ませんでしたが、セイルを持った感じは非常に軽くて取り回しはかなり楽な感じです。次回、テストしたいと思います。 ということで今年の夏は完全終了しました。 続編、自作セイルのテストをしました。 https://ttripper.blogspot.com/2018/10/blog-post.html

ダンボールで作るピンボールマシーンが優秀!「Pinbox 3000」

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久々のピンボールネタです。 自作ピンボールマシーンの制作は2009年でストップしたままですが、まだ諦めたわけではありません。目指したのはハードもソフトも自由に作れるオープンな環境です。 たとえばレゴブロックのようにエンドユーザーが自由にフィールドをデザインできて、ソフト的なルールやストーリーもプログラムできる環境です。 ピンボールは限られた空間をデザインする箱庭のようなもので、フリッパーやスイッチやダンパーといった部品を自由に配置できて、簡単なI/Oでコンピュータと接続できれば夢が広がります。 そんなややこしいI/Oは排除して、もっとシンプルに簡単で自由なダンボール製ピンボールキットが販売されています。 Pinbox 3000 is a cardboard pinball game made by you https://youtu.be/iGRKAVvXIMQ Pinbox 3000 https://pinbox3000.com/ 夏休みの工作的なインターフェースは子供たちにも受け入れられると思います。 工夫次第で楽しいピンボールマシーンが作れそうです。 作り的にもそれほどの機能があるように思いませんし、対象年齢を考慮すると半額程度の価格設定でもいいような気がします。中華に依頼すれば十分作れる値段だと思います。 任天堂スイッチの「Nintendo Labo」も同じダンボールネタでしたが、話題の割には販売はイマイチだったようです。価格設定の問題もあったと思います。 どうも知育クラフト系は価格設定が高くなる傾向のようですが、将来の子供たちの育成のためにも、もっと敷居を下げるべきでしょう。 今ならラズパイやArduino、スマホ等と融合したピンボールマシーンも作れるかと思います。ダンボールの筐体とプログラム環境を搭載したアプリをセットにして3千円くらいでどうでしょうか? 新たなニュービジネスが見えてきました。 どなたかスタートアップに投資する方はいますか? レーザー加工の製造担当や営業担当も必要ですね。 私はプロデュースだけ担当します。w

ウインドサーフィンのセイルを自作する

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問題はあのデカいセイルです。 初心者にはやや厳しい140Lのショートボードに、旧式の7.0㎡重量級セイル(約5m)を組み合わせているのが入門のハードルを上げているのは間違いありません。 もう少し小型のセイルならスタートアップの敷居は低くなるはずです。 というとこで小型の中古セイルを色々と探してみたのですが、けっこうな値段がします。マストやブーム、ジョイントも小型用が必要で、揃えると今回のフルセット(2万円)を遥かに超えてしまいます。 トレーニング用はどうせ一時のもので、慣れればおそらく使わなくなるかと思います。 ならば自作してはどうか?といういつもの思考に至りました。 マストはツーピースなので、下の部分とジョイントを合わせると約3mのマストになります。ブームは長さを調整してそのまま使うとして、そのサイズに合う小型のセイルを作ればいいわけです。 市販品を参考に図面を引いてみました。 素材はいつもの防炎シートを使えば、おそらく1千円ほどで作れると思います。 問題は強度ですが、スクールに参加すれば2時間5千円程かかりますから、もし壊れたら作り直しても安いものです。 防炎シートは1.8×3.6mを使います。 さて、カットラインをどうするか? こういう一発勝負の非可逆的工作は最終的にはエイヤーなのですが、それまでの溜めを楽しんでいます。 「またつまらぬ物を斬ってしまった」 石川五ェ門 となるのか?・・・ 結局、事前に用意していた設計書は完全無視でデザインを決めました。 素材的に普通のウインドサーフィンのセイルのように強く張れませんので、ヨットの帆のイメージでバテンの位置も決めました。 エイヤーとハサミでカット! 防炎シートはポリエステルのネットに塩ビ(PVC)がコーティングされているでビニル用接着剤を使用します。カットした端処理ですが、納屋で発見した巨大なタコ糸?を埋め込みました。強度アップになるかは不明です。 ブームの取り付け位置をカットすると何となくセイルの形になりました。 バテンはダイソーで買ったモールです。安くて強度としなり具合が丁度いいような気がします。両面テープ付きなので簡単に貼れますが、このままでは強度不足なので、後

ウインドサーフィンのデビュー!!

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  本日は微風のオンショアです。 天候は曇時々雨の予報ですが、入門には最適な条件です。 夏季休暇を消化して、誰もない平日にこそっとデビューしました。 昨晩から車に道具を積み込んで朝10時に浜の宮ビーチに到着しました。 誰一人もいない完全貸し切り状態の理想的な環境です。 こんな広いビーチをたった500円で貸し切れるなんて最高です。 早速、お店を広げて準備をはじめました。 まずはセイルのセッティングです。 ダウンの引きが足りてませんが良しとします。 ほぼ無風、波もほとんどなくベタ凪です。 デカい手作りフィンも装着しました。 ウェットスートは何度か試着してコツを覚えたのですんなり着れました。 試しに海に入ってみると海水が染み込んできますが全然冷たくありません。 寧ろ暑くて時々ザブっと浸からないとサウナ状態になります。 とっそこに、隣でウインドサーフィンのスクールが始まりました。 生徒さんが2名とコーチがお一人です。入門コースでしょうか? 陸上でのティーチングから始まるようです。 それを横目で見ながらいよいよ入水です。 結論から言いますと、想像していたイメージとかなり違ってました。 ボードにはすんなり立てましたが、セイルが・・・ サイズが7.0㎡なのである程度覚悟はしてましたが、水に浸かったセイルは激重で、全身の力を使っても中々セイルアップできません。ようやく持ち上げてもバランスが取れずにザブン!です。これを約2時間繰り返しました。 途中でジョイントのホースが千切れそうになったので、ビーチのすぐ隣にあるサーフショップ「KAZE」でジョイントラバーを買ってきました。想定内の対応です。w スクールはこのお店でやっています。 KAZE http://www.eonet.ne.jp/~kaze2001/index1.html 結局、午前中はまともにセイルアップも出来ず終了しました。 全身の筋肉が痙攣しそうなほど疲労困憊、ボードに立っていたので軽く船酔いしました。 隣でやっていたスクールのメンバーはうまくセイルアップしてゆっくりと走っていました。何故?どうして?あんなに簡単にできるの?と思っていたのですが、お昼休憩の時にボードを見せてもらって納得しました。

格安のウェットスーツを買う

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  先日の台風で夏は吹き飛んでしまったようです。 もう海パンだけじゃ無理っぽいので、アマゾンでウェットスーツを買いました。 商品写真がフォトショップ事故で残念な感じですが、デザインや素材と縫製がまぁーまぁーだっのでこれにしました。6千円ほどですがアフリエイトのギフト券で無料でいただきました。 3mmのウェットなので秋春はいけると思います。 カヤックでも使えるので活用したいと思います。 そろそろウルトラマンに変身します。 ・・・3分持つでしょうか?