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8月, 2015の投稿を表示しています

自作フォールディング・カヤック、試算して絶句・・・

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フォールディング・カヤックの費用試算をしにホームセンターに出かけてきました。 試算して絶句しました。 これだけのコストがかかるとなると、中古のカヤックを買ったほうが安上がりかもしれません。やはり折り畳みの仕掛けにかなりコストがかかります。 蝶番だけでも最低26個は必要です。 安い蝶番では強度も精度も大したことないので使えるかどうかも不明です。 それぞれ個数も必要なので注文しないと数も揃いません。 再度、コスト最小化の検討を進めます。 1話.フォールディング・カヤックの模型を作る https://ttripper.blogspot.com/2015/08/blog-post_20.html 2話.フォールディング・カヤック設計の見直し、目指せスーパージェッターの流星号 https://ttripper.blogspot.com/2015/08/blog-post_26.html 3話.フォールディング・カヤック、スキンの下絵 https://ttripper.blogspot.com/2015/09/blog-post_7.html 4話.自作フォールディング・カヤック、試算して絶句・・・ https://ttripper.blogspot.com/2015/08/blog-post_56.html 5話.フォールディング・カヤック工作開始! https://ttripper.blogspot.com/2015/09/blog-post_67.html 6話.フォールディング・カヤックの全体像 https://ttripper.blogspot.com/2015/09/blog-post_27.html 7話.フォールディング・カヤックの制作を再開 https://ttripper.blogspot.com/2016/06/blog-post_12.html 8話.フォールディング・カヤックの制作 構造体は完成! https://ttripper.blogspot.com/2016/06/blog-post_14.html 9話.フォールディング・カヤックの制作、ニス塗り https://ttripper.blogspot.com/2016/06/

本日の脱水3.8kg、ライザップするなら百姓しろ!

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本日、秋の畑のセットアップをやってました。 しかし、暑い! どのへんが秋なのか?こちら南国はまだまだ夏モードです。 滝のように流れ出る汗という表現が大げさではないほどの汗、汗、汗、汗・・・ 作業中に1.5リッターのお茶を飲みましたが、作業終了後に体重を量ると2.3kgほど減ってました。 つまり、午前中の作業だけで3.8kg脱水したことになります。 最近、使用前使用後みたいなライザップのコマーシャルをよく見かけますが、 そんなジムやフィットネスに行く暇があるなら、百姓をしなさい。 確実に痩せます。 全日本農業スポーツ振興財団、初代会長として農業のスポーツ化を提案します。 元々、スポーツの原点は農業や狩猟作業なのです。 ジムやフィットネスとかで無駄にエネルギーを単純浪費するだけなんてもったいない! エコでもなんでない、これ以上の無駄はないでしょう。 農業で一番重要なのは、効率性や経済性ではなく多様性です。 農業とは次の世代に命を繋ぐ作業なのです。 命を繋ぐという意味を勘違いしないように! 一時の益を奪い合う株式会社方式とは根本的に発想が違います。 じっちゃんばっちゃん農業なんて言われますが、それでいいのです。 重要なのはそれを継続できる環境の整備です。 有難いのは、まじめにやっても適当にやっても自然の恵みがいただけるのです。 只今イチジクのラッシュです。 本日は午前中でバテました。 続きはまた来週かな?・・・ トロトロのイチジク・トーストが絶品です。 http://ttripper.blogspot.jp/2013/08/blog-post_31.html

フォールディング・カヤック設計の見直し、目指せスーパージェッターの流星号

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なかなかエイヤーっと進まないフォールディング・カヤックの制作ですが、 先週末、チョビ先生にも色々と指摘されて全体的な設計の見直しをしました。 結果、前回とは全く別物のデザインになりました。 現物で実サイズを確認しながら検討すると、サイズ的に剛性を高めるのが難しいと判断しました。 一人乗りのカヤックなら全長3600mmも必要ありませんので、作りやすいように切り詰めることにしました。 それと基本スケールを900mmから700mmに見直しました。 元々はコンパネから切り出すことを前提に、素材を有効活用するために900mmとしていましたが、 バイクで運べるカヤックを前提とすると900mmはちょっと長過ぎます。 素材活用的には中途半端ですが700mmぐらいなら荷台に括り付けられるかと思います。 全体的にショートにした分、浮力と安定性を向上させるために幅を広げました。 これに合わせてシットオン・カヤックのようなデザインに一新しました。 イメージ的にはスーパージェッターの流星号か、海底大戦争のスティングレイ号って感じでしょうか?(笑) 『スーパージェッター』主題歌フルバージョン 1965~1966 https://youtu.be/FTI3eO735MQ 海底大戦争 スティングレイ - Stingray - https://youtu.be/CXlMrjwJVhg 見た目のデザインを優先したためにリブの数も増えてしまいましたが、 コンパクトに折り畳めるように設計しているので部品点数は少なくなっています。 フォールディング・カヤックの面白さは部品単位に性能を追求できることでしょう。 通常のカヤック作りでは全ての部品を一体的に作り上げるので、後からの個々の部品の見直しは困難です。 フォールディング・カヤックの場合、個々の部品は部品としてプリミティブな完成品であって、使用するときに組み合わせるだけなので単体での見直しや改善が可能です。 これは工作メインのカヤック乗りにとっては弄れるところが多くなっててより楽しいわけです。 フォールディング・カヤックの設計は、しっかり組み上がるということと、 簡単に組み立てたり分解できるということの矛盾さを追求するところに難しさと面白

フォールディング・カヌーの作成、原寸大での検討

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  フォールディング・カヌーの検討をしていますが、どうも全体的な剛性が気になります。 ラワン合板の強度も想定しているより軟弱な気もします。 設計中のカヌーはバンブー・カヤックとほぼ同じサイズなので、 現物で寸法を確認しながら全体イメージを整理しました。 こういう時、第三者の視点は大切です。 ワンコ先生のチョビにもチェックしてもらいました。 あちこちチェックしてましたが、グラグラと揺れるのが苦手なようで、 完成しても乗ってくれそうにありません。(笑) やはり、前回の設計では強度不足な感じです。 元々バンブー・カヤックは一人で乗るにはオーバーサイズなのでもう少しコンパクトにしても良さそうです。 スタイルもシットオンカヤックのようなデザインもいいかもしれません。 市販では販売されていないデザインなので面白いかもしれません。 まっ焦らずじっくりいきます。 日差しは強かったのですが、日陰は秋風が通って気持ちよかったです。 しばしチョビと秋の休日を楽しみました。

実験!電動ドリルでカヤックは進むのか?

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  先週のお約束だった課題をやっつけてきました。 実験艇はバンブー・カヤックです。 オープンなコックピットなので取り回しが楽なのです。 デザイン的にも色々と詰め込んで運べるので便利なのです。 ペダルボートから派生した電動ドリルスクリューですが、バケツの実験ではかなりいい感じでした。 スクリュー・プロペラのテスト http://ttripper.blogspot.jp/2015/08/blog-post_16.html ただ、今日は山奥で雨が降ったのか水量が多くて流れもかなり急でした。 では実験です。 https://youtu.be/9acHvugFI2A 実験終了! 撤収!撤収! 実験は10秒ほど終了しました。 まっ、流れも急でしたからね。 ・・・それにしても無力過ぎました。 ということで、その後は手動でカヤックを楽しみました。 やっぱりオールが一番ですね。(笑)

男は黙ってガラケー!

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ついに死にました。 昨日の朝、ついにお亡くなりました。 一度はスマホに変えてアンドロイドのアプリ開発を試してからから解約、この子に戻ってました。 電源入れても通信が始まった瞬間にシャットダウン・・・ 通信系の基盤が死んだようです。 昨日は色々とイベントがあったので急遽ドコモに走って買ってきました。 男は黙ってガラケーでしょう。 ガラケー進化の最終型?「P-01G」です。 最近はガラケーと呼ばないでフューチャーフォンとも呼ぶようです。 ビジネスにスマホはいらんです。 日中、仕事中にツルツルなんてしませんし、自動車通勤なんで電車族のような暇つぶしも必要なし。必要なのは無線機としての音声系と緊急用のメール、待ち受け1ヶ月はもつバッテリーです。 車のハンズフリー用にBluetootだけは必要ということで、Bluetooth付きでiモード携帯はこの子だけでした。3つのワンタッチボタンに超大サイズの文字にも対応、ほとんど老人用らくらくホン並みの有難い仕様です。(笑) OSがAndroidのガラケイ型スマホも出てましたが、通信がSPモードに変わりますしLINEとかしませんからね。 おそらくガラケー最終モデルとなるプレミヤものです。 ゲットするならお早めに!

フォールディング・カヤックの模型を作る

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大体の方向性は見えてきました。 主材は安価なラワン合板を利用しようと思っています。(納屋在庫品) 規格寸法が9×910×1820mmなのでこれに合うよう加工の手間も考慮した設計になっています。 これ以上艇の長さを短くすると、材の柔軟性からコックピットに十分な空間が確保できません。逆にこれ以上でも折り畳んだ状態のサイズが大きくなってしまいます。市販のアルミパイプで出来たカヤックなどはコンパクトにするためにバラバラに分解されていて、組み立てが非常に複雑で手間がかかります。 今回のテーマは「早い、安い、簡単」なので組み立ての手間を出来るだけ圧縮したいと思います。ということでリブは最小限の3枚としました。もしリブを2枚増やすとフレームとの接続点が少なくても10カ所も増えることになります。それだけ組み立てや分解に手間がかかるわけです。少ないリブで形を形成して強度も出るように考えています。 ポイントは、フレーム構造をパイプのようなラインで作るのではなく、面として扱うように設計しました。これによって組み立ても簡単ですしフレームの剛性もアップします。 問題は重量ですが、出来るだけ軽量な素材と組み合わせて重量コスト圧縮したいと思います。 全体的なデザインとし、もっと流線型のスタイルにすればいいのでしょうが、見た目の外観スタイルは、自動車の空力抵抗云々のデザイン同様、大した差はありません。いずれも乗り込むまでの自己満足のためのコストであって、乗っちゃえば見えません。 今回はバンブー・カヤック同様、オープンなコックピットにしたいと思っています。暑い夏場、狭くクローズなカヤック式のコックピットはムレムレで我慢できません。どちらかというとカヌー的なカヤックとカヌーの中間的なスタイルとなります。 カヤックやカヌーの場合、まずは安定性と丈夫さが重要になります。 船は重いほど安定的で走行性能として粘りがあって乗り心地もいいものです。 一方フォールディング・カヤックやカヌーは、極限まで身抜きをして軽量化するので、船本来の性能とは真逆な方向性になります。軽い分、取り回しが楽な面もありますが、乗り心地は別物です。また丈夫さも大した剛性はありませんので、どこまで妥協できるかという感覚的なものだと思います。 模型を作ると全体のイメージがつかめて問題点や課題がよく

縮小化技術について悩む、コンパクトなボートについて考える。

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  ペダルボートのテストをやってみて、ボートの性能云々よりも収納性や可搬性が何より重要だと実感しました。 ボート文化が発展しない根本的な理由はこれじゃないかと思います。 ボートは毎日乗るものではありません。 たまの休みの日に、季節や天候もよく気が向けば利用する程度のものです。 そのための保管に場所をとったり、係留などで費用がかかったり何かと維持コストがかかります。 ここの手間とコストを圧縮できればボート文化もぐっと身近な存在になってくるんじゃないと思います。 ここで問題となるはそのコストをどう縮小するか?という問題です。 たとえば、物体を縮小軽量化する技術としてドライフードがあります。 大抵の生物系は分子の間に大量の水分を含んでいますので、この水分を飛ばしてしまえば物体の圧縮と軽量ができます。 最近のドライフード技術は進歩していますので復元力も優秀です。 この技術を利用した「ドライカヤック」なんて作れたら面白いかもしれませんね。 コンパクトに乾燥したカヤックを水に投げ込むと、味噌汁の具のように水を吸収して復元する・・・ そんなカヤックができればお手軽です。(笑) 冗談はさておき、この物体を圧縮する技術ってなかなか奥が深いものがあます。 インフレータブル(Inflatable)・カヤックを一艇持っていますが、物体を縮小化する技術としては今のところこれが一番優れていると思います。 これはドライフードの水分を空気に置き換えた発想とも言えます。 インフレータブルは空気圧を利用して骨格を形成するので、空気を注入して形を復元した状態でも非常に軽量です。 問題は空気が漏れると形が崩れて使用できなくなることです。 普通の浮き輪とは違って高圧な空気を利用するため補修は困難で、経年効果等で素材が劣化した場合は消耗品と考えるべきでしょう。 そういう意味で5~6万円のインフレータブル・カヤックを3~4年で買い替えていくという考え方も有効だと思います。 インフレータブルは空間圧縮としての機能は優れていますが、 これを個人で作るとなると強化ビニールやゴム素材を利用した強度のある接着加工は難しく、自由に工作するのは現実的ではありません。修理するのも困難な状況ですからね。 その他として、一般的には組み立て式のフォールディング(fo

スクリュー・プロペラのテスト

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  長かったお盆休みもラストデーとなりました。 もうバタバタしても始まりませんので、納屋ワークでお茶を濁しています。 前回うまくいかなかったギアボックスの取り付けを調整したのですが、 これ、根本的に重いです。 完璧に調整が出来たとして、もう一度あのフロートと椅子を持ってテストに行くのか? という疑問が沸いてきました。 駐車場から3回の往復はちょっと厳しいのです。 根本的に作り変えないと、うまくいっても二度と使わないと思います。 そんなことを色々と悩みながら、スクリューの性能テストをやってみました。 充電式の電動ドライバーに固定してバケツの水でテストです。 https://youtu.be/mt5zv1S62vk おーーかなりのパワー、このまま洗濯機として使えそうです。(笑) 正転、逆転でスクリューの形状が歪むこともなく、これくらいの回転でもそれなりの推進力がありそうです。 で思ったのですが、この電動ドライバー&スクリューを持ってカヤックに乗ったらどうでしょう? これだけだったら軽いのでカヤックとセットで運搬できます。 電動ドライバーのバッテリーがかなりヘタってるので 長時間は使用できませんが、短時間ならテストできそうです。 じゃっ行くか? というところで雨です・・・ テストは次回のお楽しみ。

トラディショナル・スキンカヤックの勉強

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昨日、愛犬チョビの散髪待ちの暇つぶしにBookoffに立ち寄りました。 最近、本の購入はほとんどBookoffです。(笑) 色々と物色してて興味深い本を見つけました。 山海堂という出版社が発行していた「カヌーライフ」という古い雑誌です。 カヌーやカヤックをテーマにした趣味の雑誌ですが、出版社の山海堂は既に倒産しているようです。カヌーライフ 24冬号 2000年2月発行で定価は890円の本ですが108円で購入しました。 購入の動機は「トラディショナル・スキンカヤックを作る」という特集記事があったことです。 14頁にわたってスキンカヤックの作り方を詳しく紹介しています。 特集は2号連載記事のようで、残念ながら次号は見つけることが出来ませんでした。 しかし、内容の濃いもので設計図も付いていてカヤック作りに参考になります。 まずは材料の調達からで、これが想像していたのとはまるで違って大変な作業だということがわかりました。適材適所の木材の選択など、これだけでも船作りの基本として大変参考になりました。 ここで紹介されているトラディショナルとは伝統的なという意味になるのかと思いますが、あくまでもトラディショナル風と考えておいたほうが無難じゃないかと思いました。 カヤックとは違いますが、参考に以前紹介したバーチバークカヌーの作り方です。 白樺の外皮を利用したカヌーになります。 バーチバークカヌー(Birchbark Canoe)の作り方 http://ttripper.blogspot.jp/2014/03/birchbark-canoe.html スキンカヤックは主にはロシアやアラスカ、カナダといって北極に近い地域で使われていたシーカヤックの原型ですが、その種類はおそらく星の数ほど種類はあったのだと思います。 地域や部落、伝承された作り手によっても材料や作り方、構造が違っていたと想像できます。 現地で調達できる部材を利用して作るのですから、出来るものが違ってくるのは当たり前だと思います。 もちろん、それらと全く同じものを現在の日本で作るは不可能でしょう。 気候もまるで違う地域ですから元々利用できる材も違ってきます。 記事では出来るだけ本物に近い性能を求めているので、材木や糸、スキンなど細かな指定

ボートのDNA

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海外、特にアメリカや地中海の諸国ではボートレースが盛んなようです。 日本では競艇以外にボートレースをほとんど見かけることがありませんが、 海外のレースでは日本企業のスポンサーもよく見かけます。 日本では何故ボートレースが盛り上がらないんでしょうね? 日本パワーボート協会のスケジュールを確認すると、 2015年は5回のレースを開催予定でしたが、8月はエントリー不足のため中止のようです。 寂しい限りです。 日本パワーボート協会 http://powerboat.jp/ 単純パワー的なアメリカンなレースは日本人には馴染まないのでしょうか? ちなみにパワーボートっておいくらぐらいするのか調べてみました。 諸費用は別として中古艇なら高級自動並みで買えるようです。 http://www.tokaimarine.co.jp/stock/stock.html 日本は周囲を海に囲まれた島国なのに何故かボート文化は発展していません。 ボートは特殊な趣味と見られる傾向があるようです。 まっ、確かにお金はかかります。 自動車なら車体費用以外に駐車場代や車検と色々と維持費もかかりますが、 ボートも同じように費用がかかります。 地元の係留施設の使用料はこんな感じでした。 市内に住所を有する個人又は市内に事務所若しくは事業所を有する法人が所有する小型船舶 船舶の長さ1メートルにつき月額756円 上記以外の小型船舶 船舶の長さ1メートルにつき月額1,080円 ボートが一般化しないのては、圧倒的に係留施設が足りなさ過ぎるのも原因の一つでしょう。 維持として燃費的にも問題があります。 ボートは抵抗の大きい水上をズリズリと胴体をこすり付けて進むのです。 平坦な地面の上をベアリング付きのタイヤで転がるのとはわけが違います。 効率がものすごく悪いので、言うまでもなく燃費はボロボロです。 水面に油を垂れ流してその上を滑ってるようなものです。 6乗り程度の中型クルーザーで40km/hで走行したとすると燃費は0.5km/L程度で、小型のジェットボートでも1~3km/Lほどのようです。 まっ、どこに行くでもなくグルグル回って元に戻るだけですから贅沢な遊びです。 EXULT 36 Sport Saloon http: