空き缶でミニチュアのストーブを作ってみる
さらに寒くなる前に、空き缶工作で遊んでみました。
納屋で、東京銀座の「資生堂パーラー」のサブレの空き缶を見つけました。
裏書の賞味期限は08年03月09日となっています。
土産に買ったものでしょうか? いずれにしてもビンテージ物です。
これをベースにミニチュアのストーブを作ります。
デザイン的には、こんな感じ?
工作は簡単で、まずバッサリとカットします。
ためらい線が残っていますが・・・w
煙突用のパイプも納屋で見つけました。
工作より材料を見つけるのに時間がかかりました。
おそらくハウス用パイプの切れ端だと思います。
缶の底にネジを3本付けて足にします。
足がないとテーブルの上で焚火ができません。
こんな感じに底上げして燃焼効率を高めます。
下に空間ができるので底板もさほど熱くなりません。
何度か燃焼実験して、燃焼室の煙突の出っ張りを縮めて、火口の上面を少し折り込みました。
フタをすると酸欠になるので吸気口の調整が必要かもしれません。
とにかく、煙突から煙が出る風景がいい感じです。
小さくても煙突効果でよく燃えます。
煙突効果とはロケットストーブと同じ原理で、燃焼した排ガスが煙突を通って排気される勢いで吸気を高める効果のことです。排気を利用するターボエンジンも同じ考え方ですね。
上昇気流を作るためには温度差が重要なので、必要以上に長過ぎる煙突は逆効果になります。キャンプ用の市販品で、薄いステンレス製のやたらと長い煙突を付けているものもありますが、あれは逆効果でしょうね。
そんな実験動画です。
煙に燻されながらの火遊びは楽しいです。w
小さいですが、けっこう暖かいです。
煙突効果でよく燃えるので薪の消耗が早いです。
ストーブの上面にポットを置けばお湯も沸かせると思います。
まだこの時期は無駄に熱いですが、真冬に遊べば楽しいと思います。
餅でも焼く?w
キャンプの暇つぶしアイテムとして自作してみても面白いと思います。
私はインドアで「デスクトップ・キャンパー」を目指しています。w