33gのドローンを買ってみた。「Holy Stone HS210Pro」

 

アマゾンのギフト券が貯まったので「ドローンでも買ってみる?」という軽いノリで始まった話ですが、ドローンを飛ばすための前提知識として、航空法や関連条例の勉強にシミュレーションでの練習とか色々と道のりは長かったです。


たとえオモチャのドローンでも空を飛ばすものなので、軽い気持ちで始めるとケガの元です。特に最近は色々と規制や条例が厳しくなっているので、しかっり勉強してから始めるのが良いかと思います。


1.ドローンを買ってもいないのに航空法を勉強してみる

https://ttripper.blogspot.com/2020/11/blog-post_21.html

2.ドローンを買ってもいないのに航空法を勉強してみる

https://ttripper.blogspot.com/2020/11/blog-post_21.html

3.今すぐ無料でドローンが飛ばせる「Quadcopter FX Simulator」

https://ttripper.blogspot.com/2020/11/quadcopter-fx-simulator.html



シミュレーションの練習で大まかな操作感は理解できた気がします。
ただ、悩んだのは操作モードの選択です。

モード1とモード2ではスロットルとエレベーターの操作が左右反対なので慎重に選択したほうがよいかと思います。私は昔からラジコン飛行やヘリを飛ばしてきたのでモード2はどうも馴染めませんでした。



 

おそらく今後も飛行機やヘリを飛ばす機会があると思うので、モード1を選択することにしました。体が覚えている感覚もあって、モード1とモード2を使い分けるのは難しいです。とっさの時に逆に操作すると事故に繋がる恐れもあるので、混在して使うのは危険で、どらかに統一したほうが良いでしょう。

普通のスケートボードとサーフスケートボードをちゃんぽんに乗るより危険です。w


ラジコン飛行機やヘリの経験もなく、初めてドローンを習う方で、今後も飛行機やヘリを飛ばす予定がなく、且つ、GPSや各種センサーが付いた空撮専用機だけを飛ばすのならモード2を選択すればいいかと思います。

モード2はセンサーで高度と水平が保持されている場合、エレベーター(ピッチ)とエルロン(ロール)が機能せず、右のスティックで前進、後進、左右移動になります。なので平面移動だけする空撮などには適しています。左スティックは高度の上げ下げとカメラ方向を左右に回転するだけですから初心者には理解しやすくかと思います。つまりほぼ2次元操作ですね。

最近はオモチャのドローンでも高度維持や水平方向を安定させるジャイロが搭載しているので、モード2が標準設定になっています。もろちん、ほとんどの機種はモード切り替えができます。

しかし、アクロバティックに飛行するレース用のドローンなどは、常に機体の姿勢を変える必要があるので、機体を安定させるセンサー類は付いていません。ヘリと同様に全て指先で微妙なコントロールする必要があるので、利き手の右側にスロットルがあるほうが飛ばしやすいかもしれません。

飛行機の操縦では緊急時にアップを引く癖があるので、モード2だとスロットルダウンで墜落させてしまう危険があります。業務用ドローンやベテランのパイロットはモード1が主流のようです。

まっ、私は古い旧型の人間なのでモード1なんです。w



色々とドローンを見比べているうちに「ドローン=空撮」という考え方がドローンの面白さを失くしているのでは?と思えてきました。動画を撮影するためだけに、ゆっくりとヌルヌル飛行するだけではつまらないのです。

友人のTelloも操縦させてもらいましたが、DJI譲りのEIS(電子式映像ブレ補正)映像は綺麗でしたが、求めているものではありませんでした。もっとアクティブな感じがほしいのです。


 知り合いのプロのカメラマンに聞くと、プロ的にはMavicレベルの映像では使い物にならないようで、専用の大型ドローンに特別なジンバルを搭載して一眼カメラで撮影しているようです。

  


つまり上を見ればキリがないということです!

だったら下を見ればいいじゃないか? という発想です。w

ということで、今回チョイスしたのは「Holy Stone HS210Pro」です。


たった33gのマイクロドローンで、Amazonのドローン部門「ベストセラー1位」の超売れっ子です。w


このドローン、見た目は小さなトイドローンですが、マニアの間では人気で、手の平サイズですがカメラも搭載しているのでFPV飛行(First Person View)もできます。

価格はフルセットのコンポで6千円ほどです。




標準でしっかりとしたケースも付いています。
保管と持ち運びにも便利です。




主に室内用で、33gなので航空法は関係ありません。
もちろん技適も取得している日本仕様です。

カメラの解像度は1280×720のハイビジョンスペックで、ビットレートが遅いので空撮に使えるレベルではありませんが、一応スマホで録画はできます。FOV118°の広角レンズなのでFPVでは見やすいと思います。ただしWiFi伝送なので多少の遅延はあります。



複数台あれば、スマホの画面を見ながらのドローンレースが楽しめそうです。
Holy Stoneはトイドローン界のDJIなので、全体的によく出来ていて軽量ですが剛性も高いです。

 

プロペラガードもフルカバーされているので、多少障害物に接触しても飛び続けることができます。33gと軽量なので少々墜落しても壊れません。お子さんの練習機にピッタリだと思います。



バッテリー(3.7V 300mAh)が3個付いてきて15分間(1本5分間)ほど飛びます。
改造ベースにいいんじゃないでしょうか? 削り込めばさらに減量化できそうです。



操作距離は50mほどですが、小さいので50mも離れると見えなくなります。
狭い範囲で障害物を避けながら飛ばすのが面白い機体だと思います。




このサイズにしては画像もそこそこで、視認性も悪くありません。
33gの「羽付きカメラ」です。w
 

めっちゃ安定して飛びます!

 

 

以下、ドローンで撮影しました。

 

「なんやお前!」

 

 

「やるんか?」

 

 

「おらおらー」

 


詳しいレビューはまた次回に!


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