ホバーボードの夢、一発逆転、大富豪への道


オコチャマだった頃、自分が大人になる頃には自動車は空を飛んでいるものだと確信してましたが、五十路になっても未だに地ベタを転がっている状態で期待を大きく裏切られました。

もし空を飛べればA点からB点へのパスは飛躍的に短縮されます。
三次元で動ければ山に登ったり、海を渡ったりも簡単に出来ます。
幹線道路は必要なくなり、高速道路や橋などの設備も必要なくなるので大幅にインフラコストが削減できます。人類社会の構造そのものが根底から変ることになります。

まっそんな夢を描いたのですが、地球の重力は想像していたより強かったようです。
「反重力エンジン」という言葉が発明されてから相当な年月が経ちますが、いまだ人類はそれを手に入れることが出来ていません。

以前レクサスのホバーボードが話題になったことがありましたが、あれはレクサスが開発したわけでなくスポンサーとして資金提供しただけのOEMで、しかもコース下に磁石のガイドラインを埋め込んだだけのプラレールのリニアと何ら変らないショボイものでした。

本物のホバーボードがほしいのです。おそらくそれは全人類共通の夢でしょう。つまり需要は確実にあるのです。もしそれを開発出来れば、ビルゲイツどころではない天地をひっくり返すほどの神になれることは間違いありません。

社会的な価値観を一変するほどの究極のイノベーションであって、自動車産業などの社会産業構造も変えてしまうでしょう。スマホや3Dプリンタとかいったようなチープな話ではないのです。

つまりチャレンジする価値は十二分にあり、チャレンジしない方がバカかもしれません。
そんなことで、この企画にはバカになりたくないバ○が沢山集まって日々チャレンジが続いています。

そんなチャレンジャーがまた一つ・・・
大体はこのパターンですが、送風機で空気を圧縮してその風圧の上に乗っかるというものです。

ArcaBoard qualification flights for production
https://youtu.be/BhXya08eq6g



1ヶ月前のビデオです。

The Making of ArcaBoard
https://youtu.be/7TnqBM_KUyE



見ての通り、36個の電動ダクテッドファンを板に括り付けただけのものですが、夢を売る商売としてもう少しデザインを何とか出来なかったものでしょうか?まるでマットレスです。


それとプレゼンするならその筋の名の知れたプロのボーダーに乗ってもらうとか、綺麗なオネーさんを乗せて商品とは全く無関係なセクシーショットをこれでもかってほど挿入するとか必須でしょう。

バランスを取るのがやっとの状態で、最大6分間でどこまで行けるかは甚だ疑問です。
カタログスペックでは最長約2km、最高速度は20km/hだそうですが、現状は走ったほうが早いのは間違いありません。
いや、これなら歩いても勝てそうです。(笑)

おそらくまだ実験段階なのでしょうが、強気に4月から販売するようです。
この機能で想定価格が150万円では市場価値ゼロでしょうねー・・・

つまり、この分野はまだまだ空白地です。
どうです、チャレンジしてみますか?

やらずもバカ、やってもバカです。(笑)
チャレンジャー求む!


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