小さな一歩
この宇宙において「マクロとミクロは連続に存在する」ということです。
つまり天体望遠鏡で覗く世界も、顕微鏡で覗く世界も全く同じだということです。
アポロに乗って月に行くのも、チャリンコに乗って裏山に登るのも大して変わらないのです。
遠い近い、大きい小さいは何を尺度として測るかということだけで、それ自体無意味なことなのです。
裏山にも必ず前人未到の場所はあります。
そこに立った時こう言えばいいのです。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」
それだけ人類はちっぽけな存在なのです。
全てを知ることは叶いませんし、永久に繁栄することもありません。
月に行って旗を立てたり、火星にロボットを打ち上げるの結構ですが、
まず足元に目を向ける必要があると思います。
やるべきことは正に無限にあります。