すでに入手不可能な「KORG M01D」を無駄に解説する(更新中)

 
はじめに
「KORG M01D」の販売は2023年3月28日で終了しています。
3DSの「ニンテンドーeショップ」サービスが終了したことによって販売も終了しました。
パッケージ販売はなく、現状では入手は不可能です。
※アプリをダウンロードしたSDカードが必要です。


KORG M01Dは、伝説的なシンセサイザーKORG M1の音色をベースにした、ニンテンドー3DS用の音楽制作ソフトです。M1の象徴的な「M1ピアノ」をはじめ、様々なジャンルの300種類以上の高品質な音色を搭載しており、手軽に本格的な音楽制作を楽しむことができます。
KORG M01Dは、M1サウンドを継承しつつ、ニンテンドー3DSならではの機能と操作性を備えた、非常に魅力的な音楽制作ソフトです。音楽制作に興味がある方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。


KORGM1とは
1988年にKORG(コルグ)から発売されたミュージック・ワークステーションです(発売当時の価格は248,000円)。当時としてはまだ珍しかったサンプリングした音からリアルな楽器音を鳴らすことのできるPCM音源とM01Dと同じ8トラックのシーケンサーが搭載され、プロ、アマチュアを問わず人気を博しベストセラーとなりました。1台で音楽制作が完結できる「ミュージック・ワークステーション」と呼ばれる楽器ジャンルを切り開いた、歴史に名を残す名シンセと言えます。

主な機能
・最大発音数は24音
・「KORG M1」の全PCM波形データと「KORG 01/W」から選ばれた波形、M01用に新たに制作された波形など342音色を搭載
・8トラック/シーケンサ1シーン最大64ステップ/最大99シーン
・マスターリバーブ、ディレイエフェクト搭載
・SDカードへのソングデータおよびMIDIデータのセーブが可能
・トラックオーバービュー、サウンドブラウザ、シーケンスエディット、ミキサー、キーボード機能と3D画面にステータスを表示
・タッチペンによるノート、コード、リズム入力モード
インターネットやすれ違い通信を利用したユーザー間でのソングデータの交換

オススメ機能
ゼロから音色は作れないが、342音色も入っているので困ることはないし、アタックやリリースの調整も出来るので味付けはできる。ドラムは定位置の変更もできる。音質も悪くなので十分実用的な音が出る。

公式のページではあまり強調されていませんが、M01Dには強力なカオスパット機能が搭載されています。元祖M1には無かった機能ですが、キーやスケール、ドラムパターンなどの設定もできて、カオスパットで遊んでいるだけでも楽しいです。もちろん録音機能にも対応しているので、偶然いいメロディが出来ることもあってカオス生成が可能です。


残念な機能
3DS特有の3D画面の機能が全く活かせていない。上部の3D画面にはステータスを表示しているが、M1の雰囲気を重視するあまり文字も小さく機能的にはほとんど活用することはない。当時の貧弱なインターフェースを踏襲する必要は無かったと思う。もし3D画面にパーン表示や、パラメーターなどをリアルタイム表示していればより機能的だった思う。

また、シーケンスを制御するトラックオーバービューは緑一色で、どのパターンがどこに配置されているのか全くわからない。ただデータが入っている印だけで非常に分かりづらい。雰囲気を重視するためにモノトーンに拘ったのだろうが、機能が伴わない使いづらいデザインとなっている。



各機能の解説

(更新中)



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