プラダンで飛行機凧を作る

 

飛行機凧に着手しました。

図面は以前に描いていたのですが、その後放置していました。




当初は竹でフレームを作って不織布を貼り付けるつもりで、山から取ってきた竹で竹材も用意していましたが、竹以外の素材も試してみたくてプラダンを買ってきました。

 

 

今回購入したプラダンは厚みが2.5mmのもので養生用シートなどにも使われています。この薄さだとコンパネサイズで195円とお安い!です。




プラダン(プラスチック ダンボール)の素材はポリプロピレンで、軽くて柔軟性と耐久性があります。以前、プラダンで折り畳みのカヤックを作ったことがあります。

 


色々と試行錯誤して最終的にはなんとか乗れました。
 

 


プラダンはカッターやハサミで簡単に切れるので工作が楽です。
ダンボールと同じハニカム構造なので、ハニカムの方向に合わせて加工すると強度も出ます。

 



翼型は必要ないので、主翼や尾翼はカットするだけです。



プラダンだけでも強度はありますが、折り曲げ強度を補強するために主翼にはカーボンロッド、尾翼には竹ひごを差し込んでいます。



胴体はサーフェースモデルのように平面を組み合わせて構造体を作ります。


 

ペーパーモデルのように事前にカットモデルを設計すればいいのですが、面倒なので、曲げしろを考慮して大きくカットして現物合わせで作ってみました。胴体の仕切りにはスタイロフォームを入れています。



ポリプロピレンは接着が難しい特殊な素材なので、粘着性の接着剤「GPクリヤー」で接着しています。接着剤がはみ出した場合は、ラッカーの「うすめ液」でふき取ることができます。

 

 

 





大体の構造ができました。



思っていた以上にスッキリと仕上がりました。

 



鼻先のスピナーは、子供が小さい頃に遊んでいた硬質のスポンジブロックから削り出しました。



赤い鼻でアンパンマンみたいです。w



主翼は仮止めしているだけですが、強度的には問題なさそうです。



やっぱり、飛行機はバックスタイルに色気がありますね。w



現状の重量は68gでした。



ポリプロピレンで作ったモノコックの機体は軽量で強度もあります。
これなら墜落してもほとんど壊れることはないと思います。

この機体だとメカを積めばラジコンでも十分飛ばせると思います。
ドローン問題で航空法が改正されて、機体登録に費用も手間もかかるでやりませんが・・・

 


さて、うまく飛ぶでしょうか?
週末、お天気が良ければテスト飛行したいと思います。

プラダン工作は簡単で楽しいですよ。
アイデア次第で色々な工作に活用できると思います。
しかもコスパ最高です。w



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