この冬の暇つぶしみっけ! TIC-80 tiny computer
最近、昭和の8ビット音楽に目覚めまして、懐かしのピコピコサウンドに癒されています。
LSDJ(Little Sound Dj)
http://www.littlesounddj.com/lsd/
表現できる音に制限があるので一見簡単なよう思えますが、実際は究極にそぎ落とされた俳句や短歌のような世界で、内容がギュッと詰まっていてテクニック的にも非常に難しい音楽です。
若い頃のほうがよかったと思う懐古主義的なも感情かもしれませんが、学生時代の寮生活を思い出しながら感傷に浸っています。
そんなことで、ピコピコ音楽を自分でもやってみたいと思いまして、定番のLSDJ以外に良いプラットフォームがないかな?とネットを徘徊中に「TIC-80」を見つけました。
TIC-80
https://tic80.com/
コンセプト的には仮想の小さなコンピュータを作って、それをエミュレーションすることでマルチプラットフォーム(Windows、Linux、Mac、Android)上で動作します。
機能や見た目は「PICO-8」に非常によく似ています。
PICO-8
https://www.lexaloffle.com/pico-8.php
PICO-8は$14.99の有償ですが、TIC-80は今年の9月にオープンソース化して無料で利用できます。まだ日本での情報がほとんどないので自力で解読する楽しみもあります。
スペック的にはこんな感じです。
DISPLAY 240x136 pixels, 16 colors palette
INPUT 2 gamepads with 6 buttons / mouse
SPRITES 256 8x8 foreground sprites and 256 8x8 background tiles
MAP 240x136 cells, 1920x1088 pixels
SOUND 4 channels with configareble waveforms
CODE 64KB of Lua or Moonscript or JavaScript
まずこちらにアクセスして体験してみてください。
インストールや設定をしなくてもブラウザ上でコンソールがすぐに使えます。
TIC-80 Create
https://tic80.com/create
「CLICK TO START...」をマウスでクリックしてコンソールを起動してください。
まず「help」とキーボードで入力してリターンキーを押すとコマンド一覧が表示されます。
次にコマンドの「demo」か「ls」と入力してリターンキーを押すとデモ一覧が表示されます。
次に「load tetlis.tic」と入力してリターンキーを押すと「テトリス」のデモプログラムを読み込みます。
正常に読み込めたら「run」を入力して実行してみましょう。
カーソルキーで移動、Zキーか上矢印で回転、Xキーでポーズ、ESCキーで終了します。見たはチープですがよく出来ています。
さらにプレイルームにはゲームやツール、音楽等も置かれています。
こちらもブラウザで直接実行できます。色々と遊んでみてください。
(操作はカーソルキーとZ、Xキー)
TIC-80 Games Demos Tools Music WIP
https://tic80.com/play
ここに公開されているプログラムは全てソースを見たり内容を変更したりできます。
自作のプログラム作成の参考になると思います。
ここまで触ったら実際にTIC-80をインストールして体験するしかないでしょう。
先程のクリエイのページからOSにあったプログラムをダウンロードしてください。
TIC-80 Create
https://tic80.com/create
Windowsなら「tic80-v1.0-win.zip」をクリックしてダウンロードしてください。
ZIPファイルを適当なフォルダに解凍すると「tic.exe」のファイルが作られます。
インストールは必要なく「tic.exe」を実行すると「TIC-80」が起動します。
詳しくは「TIC-80 Wiki」(英文)を参考にしてください。
TIC-80 Wiki
https://github.com/nesbox/TIC-80/wiki
とりあえずエディターの立ち上げまでご案内します。
コンソールを起動したら「help」コマンドでコマンド一覧を確認してみましょう。
コンソール画面はマウスのホイールで上下にスクロールできます。
上下矢印キーで過去の入力コマンドの履歴が表示されエンターで再実行できます。
コマンドを確認したら「run」を入力して実行してみましょう。
そうすると「HELLO WORLD」が実行されると思います。
カーソルキーでキャラクターを移動できると思います。
「HELLO WORLD」は基本的なプログラムの構造体を初期セットしています。
「new」コマンドを実行すると「HELLO WORLD」がセットされるようです。
エディターの画面とコンソールはESCキーで切り替えられます。
ESCキーでコンソールに戻ってから、もう一度ESCキーを押すとエディターが起動します。
エディターには5つの機能が搭載されています。
画面左上のアイコンをクリックすると各エディター機能を切り替えられます。
【コードエディター】
コードエディターはプログラムのコーディングを行うところです。「HELLO WORLD」のプログラムをベースに例題のプログラムとwikiを手掛かりにチャレンジしてみてください。
【スプライトエディター】
スプライトエディターはグラフィックキャラクターを作るためのお絵描きエディターです。キャラクターのサイズを決めて16色のパレットから色を選んでマウスで絵を画きます。
【マップエディター】
マップエディターはスプライトエディターで作ったキャラクーをタイルのように並べて、ゲームのタイトルや背景を作ったりするツールです。
【SFXエディター】
SFXエディターは音楽や効果音の元となる音声波形を作るシンセサイザーの部分になります。ドラムやピアノ、爆発音などの色々な音色を作ることができます。
【ミュージックエディター】
ミュージックエディターは音楽を作るシーケンサーの部分になります。ゲームのバックミュージックを作ったりできます。
ミュージックエディターが今回探していたピコピコサウンドのツールになります。カット&ペーストも使えて使いやすそうな感じです。
この先は奥が深いのでwikiを参考にプログラムを進めてください。
TIC-80については今後色々と触っていきたいと思います。
2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されます。
それに向けて様々なツールが出てきていますが、最近よく遊んでいる「Scratch」もその有力な候補になっています。
Scratchを実際に使ってみると、マウス操作である程度のプログラムが作れるようになっていますが、全くキーボードを使わないわけではありません。また使い慣れてくるとマウスの操作が逆に面倒で手間だということに気付くと思います。
昭和のプログラマーからすると、やはりキーボードを前提としたプログラム言語教育が必要だと思います。Scratchはあくまでも幼児用の入門ツールとして動機づけに利用するのが適当かと思います。その次のステップとしてPICO-8やTIC-80のようなコンソールを持ったプログラムツールがいいかと思います。
このTIC-80はまだ未完成な部分もありますが、PICO-8よりも拡張性が高い部分もあるので使ってみる価値はあると思います。また完成したプログラムはTIC-80を持たない一般の方でもネットを介してブラウザから実行することができるのでマルチプラットフォームで作品を公開することができます。
私のプログラムはこちらです。
https://tic80.com/play
ここに公開されているプログラムは全てソースを見たり内容を変更したりできます。
自作のプログラム作成の参考になると思います。
ここまで触ったら実際にTIC-80をインストールして体験するしかないでしょう。
先程のクリエイのページからOSにあったプログラムをダウンロードしてください。
TIC-80 Create
https://tic80.com/create
Windows tic80-v1.0-win.zip (1.71 MB)
Linux tic80-v1.0-linux.deb (1.81 MB)
MacOSX tic80-v1.0-mac.dmg (1.7 MB)
Android tic80-v1.0-android.apk (7.37 MB)
RaspberryPI tic80-v1.0-rpi.deb (3.1 MB)
Windowsなら「tic80-v1.0-win.zip」をクリックしてダウンロードしてください。
ZIPファイルを適当なフォルダに解凍すると「tic.exe」のファイルが作られます。
インストールは必要なく「tic.exe」を実行すると「TIC-80」が起動します。
詳しくは「TIC-80 Wiki」(英文)を参考にしてください。
TIC-80 Wiki
https://github.com/nesbox/TIC-80/wiki
とりあえずエディターの立ち上げまでご案内します。
コンソールを起動したら「help」コマンドでコマンド一覧を確認してみましょう。
コンソール画面はマウスのホイールで上下にスクロールできます。
上下矢印キーで過去の入力コマンドの履歴が表示されエンターで再実行できます。
コマンドを確認したら「run」を入力して実行してみましょう。
そうすると「HELLO WORLD」が実行されると思います。
カーソルキーでキャラクターを移動できると思います。
「HELLO WORLD」は基本的なプログラムの構造体を初期セットしています。
「new」コマンドを実行すると「HELLO WORLD」がセットされるようです。
エディターの画面とコンソールはESCキーで切り替えられます。
ESCキーでコンソールに戻ってから、もう一度ESCキーを押すとエディターが起動します。
エディターには5つの機能が搭載されています。
画面左上のアイコンをクリックすると各エディター機能を切り替えられます。
【コードエディター】
コードエディターはプログラムのコーディングを行うところです。「HELLO WORLD」のプログラムをベースに例題のプログラムとwikiを手掛かりにチャレンジしてみてください。
【スプライトエディター】
スプライトエディターはグラフィックキャラクターを作るためのお絵描きエディターです。キャラクターのサイズを決めて16色のパレットから色を選んでマウスで絵を画きます。
【マップエディター】
マップエディターはスプライトエディターで作ったキャラクーをタイルのように並べて、ゲームのタイトルや背景を作ったりするツールです。
【SFXエディター】
SFXエディターは音楽や効果音の元となる音声波形を作るシンセサイザーの部分になります。ドラムやピアノ、爆発音などの色々な音色を作ることができます。
【ミュージックエディター】
ミュージックエディターは音楽を作るシーケンサーの部分になります。ゲームのバックミュージックを作ったりできます。
ミュージックエディターが今回探していたピコピコサウンドのツールになります。カット&ペーストも使えて使いやすそうな感じです。
この先は奥が深いのでwikiを参考にプログラムを進めてください。
TIC-80については今後色々と触っていきたいと思います。
2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されます。
それに向けて様々なツールが出てきていますが、最近よく遊んでいる「Scratch」もその有力な候補になっています。
Scratchを実際に使ってみると、マウス操作である程度のプログラムが作れるようになっていますが、全くキーボードを使わないわけではありません。また使い慣れてくるとマウスの操作が逆に面倒で手間だということに気付くと思います。
昭和のプログラマーからすると、やはりキーボードを前提としたプログラム言語教育が必要だと思います。Scratchはあくまでも幼児用の入門ツールとして動機づけに利用するのが適当かと思います。その次のステップとしてPICO-8やTIC-80のようなコンソールを持ったプログラムツールがいいかと思います。
このTIC-80はまだ未完成な部分もありますが、PICO-8よりも拡張性が高い部分もあるので使ってみる価値はあると思います。また完成したプログラムはTIC-80を持たない一般の方でもネットを介してブラウザから実行することができるのでマルチプラットフォームで作品を公開することができます。
私のプログラムはこちらです。
Devs > Time_Tripper
https://tic80.com/dev?id=835
昭和のパソコン創世記の世代には「fantasy computer」はまさにファンタジーな世界です。とにかく無料です。これ以上安いオモチャはないでしょう。
単純にゲームで暇つぶしするだけじゃなくてクリエイティブな創作活動もできます。
同じ引きこもるのなら、こちらの世界のほうがまだマシじゃないかと思います。w
是非チャレンジしてみてください。
https://tic80.com/dev?id=835
昭和のパソコン創世記の世代には「fantasy computer」はまさにファンタジーな世界です。とにかく無料です。これ以上安いオモチャはないでしょう。
単純にゲームで暇つぶしするだけじゃなくてクリエイティブな創作活動もできます。
同じ引きこもるのなら、こちらの世界のほうがまだマシじゃないかと思います。w
是非チャレンジしてみてください。