極寒の納屋ワークで機体のフレームを作る

 


週末の飛行を目指して新しい機体の作成を始めました。
しかし、この時期の夜の納屋ワークは寒い! 極寒です。
納屋はフルオープンですからね。

震えながら作業をしています。w

前回の続きです。



まず、竹の曲がりを矯正します。
竹をバーナーで炙りながら、万力で曲げて出来るだけまっすくに整えます。



整えたら、しばらく作業台に固定して冷まします。
この状態では10mm*10mmの角材なのでかなり手ごわいです。



120cmあった竹材を半分にカットして、さらに表皮側と内側に2分しました。
強度と弾力のある表皮側を翼の骨材として使います。



ここで、壊れたスチームクリーナーがあったのを思い出しました。

このスチームクリーナーは噴出のトリガーが壊れていて、お湯が沸くとスチームが出っぱなしになります。 なのでクリーナーとしてはコントロール不能で使えません。



竹の加工にはヒートガンがあれば簡単なのですが、持っていないのでバーナーを使いました。
でもバーナーだと焦げてしまう場合もあるのでスチームクリーナーの蒸気で試してみたわけです。

結果、外気が寒いので辺りが真っ白!
おまけに周りが蒸気で水浸しに・・・



スチームクリーナーは諦めて、バーナーで加工しました。



パンインの翼を作るコツとして、名人のビデオを見ると一つのフレームを加工してから、それを半分に分割して両翼を作っていました。

その理由は、竹は自然素材なので切り出した部位によって強度や弾力などが違います。
なので同じ部位の部材で一気に両翼を作れば、竹の性質が均一化されるという理由のようです。ただし、曲げ加工をしてから均一に2分割するテクニックが必要で、これが難しいです。

基本的なコツとして、もし左右のバランスが崩れそうになったら、肉厚側のほうを引っ張って割いています。そうすることで分割を微調整できます。小学生の時にマスターしたテクニックです。w



ということで両翼のフレームが一気にできました。
まだ曲げ加工が不足していますが、寒くて耐えられなくなったので部屋に撤収です。


 

一度分割したものを再び合わせて形を固定しています。



現状の重量は両翼で77g程度になっています。



5mmの角材は強度がありますが、ちょっと重い気もします。
実際のフレームを組んだ状態で強度や重量バランスを見ると、翼端のフレームが過剰な気もします。

翼のねじれ対策も考慮する必要がありますが、まずは軽量化のために前縁を支える半円のフレームは半分にカットしようかと思っています。
翼の後縁は糸を張って強度と弾力を維持するつもりです。



まっ、こういう遊びは完成することが目的ではないので、
じっくりと取り組みたいと思います。

小学生の頃にやった凧作りを思い出して、
段々と童心に戻ってきました。w

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