GeForce NOWの「無料プレサービス」を試してみた! 月額1800円の価値はあるか?
クローズドベータテストに落選すること2回!【落選確定】
もうすっかり忘れていた「GeForce NOW」から「無料プレサービス」の案内が届きました。
GeForce NOW Powered by SoftBank
https://cloudgaming.mb.softbank.jp/
無料プレサービス開始のお知らせ
https://cloudgaming.mb.softbank.jp/news/20200220/
GeForce NOWは、ざっくり言えばゲームのクラウドサービスで、ゲーム用の高性能なバード環境がなくても、Youtubeを見れる程度の簡単な端末さえあればゲームを楽しめるサービスです。
簡単にいえば、PS4の「リモートプレイ」みたいなもので、PS4の代わりにNVIDIAのサーバーを利用するサービスになっています。
今回は「無料プレサービス」ということで、「GeForce NOW」のサービスは無料で体験できるのですが、完全に無料で遊べるか?というと実はそうではありません。
「GeForce NOW」のクラウドサービスは無料で利用できますが、ゲームソフトは別途購入が必要です。ここを間違わないよう!
つまりゲームソフトはSteamなどで別途購入して、それをクラウドサービスの「GeForce NOW」に持ち込んでインストールすれば遊べるようになるサービスです。
もちろん基本プレー無料のゲームなら完全無料で遊べるわけです。
ただ、当たり前ですが世の中の全てのゲームを遊べるわけではありません。
現在利用できるゲームはかなり限られています。
リンクの「タイトル一覧」から利用できるゲームを確認してください。
「GeForce NOW」対応のトップタイトル一覧
https://cloudgaming.mb.softbank.jp/title/
残念ながら私の手持ちのゲームは1本もありませんでした。
この部分も落とし穴だったりするでご注意ください。
もう一つややこしいのが、このサービスはNVIDIAが行っているのですが、今回の日本での「無料プレサービス」はソフトバンクが仕切っています。だからユーザー登録はまずソフトバンク側で行って、そのアカウントをNVIDIAに引き継ぐ形でNVIDIAのサービスにログオンする仕組みになっています。
どうやらNVIDIAアカウントはソフトバンクと連携はしているものの、純粋なNVIDIAアカウントではなさそうです。NVIDIAへのログインはソフトバンクのアカウントからのみ可能なようです。ここが非常にややこしいところです。
そんなことで、退会する時の手続がややこしそうです。(罠?)
ソフトバンク側だけ退会しても、NVIDIA側のアカウントは残るようです。
有料サービスが始まる前までに脱獄方法を見つけなければ・・・
レイテンシー(処理遅延)対策のため、接続は近くのデータセンターに振り分けられるようです。現状は米国に9つ、ヨーロッパに5つ、韓国に1つ、日本には2つのセンターがあるようです。
既に有料サービスが始まっている北米等では、最初の3カ月は無料で、2020年は月額4.99ドル(約550円)の割引価格で利用できるようです。キャンペーンが終了したあと正規価格はいくらになるんでしょうね?
高額なゲーム機は買わなくてもいいものの、ゲーム機をレンタルしてるようなものなので塵も積もればそれなりのコストが掛かってきます。どちらが得か?微妙な気もします。
また、ストリームサービスなのでネットワーク環境はそれなりの品質が求められます。
来る5G(第5世代移動通信システム)を想定したサービスになっています。
現状、我が家の通信環境ではフレーム損失が激しいようです。(涙)
とりあえず、無料で試せる「Destiny2」をインストールしてみました。
GeForce NOWの画面からソフトを選択すると仮想のリモートコンソールに切り替わります。リモートコンソールからソフトの購入を行ってインストールする仕組みになっています。
「Destiny2」はSteamで取り扱いされているので、SteamのIDでログオンして通常の購入手続きを行えばよいのですが、途中でメールの確認とかあるので画面切り替えが厄介でした。
ソフトのインストールはすぐに終わります。(毎回インストールが必要な場合もある)
あとは「Destiny2」側の認証設定と、画面の解像度等の設定するとゲームがスタートします。
実際にゲームをやってみて、コントロールの遅延はほとんどなさそうですが、ネットワークの環境が貧弱なので映像のストリームはブロック化して見ずらいです。何らかの改善が必要です。
現状は、何とかゲームができる?状態です。
それでも落ちてしまうことはありませんでした。
「Destiny2」は初めてやりましたが、なかなか面白そうなゲームです。
どこの星か知りませんが、この世界観が好きかも?
ゲームを終了して、Steam側でライブラリーを確認してみると、ちゃんとゲーム実績もフィードバックされていました。
翌朝もう一度試してみたところ、ネットワークのフレーム損失が大きく改善されていました。ゲーム画面もほとんどブロック化もなく、奇麗にズルズル表示されました。
どうやら問題があるのは我が家の環境ではなく、NTTの光回線(フレッツ光ネクスト隼)かNVIDIAのサーバー環境ということになります。ゲームのロード時間もかなり短縮されていたのでサーバー側の負荷も相当影響しているようです。
ひょっとするとネットが込み合うコアな時間帯では使えないサービスかも?
まだまだこの手のサービスは無理があるんでしょうか?
この春から5Gサービスが本格的に始まりますが、おそらく期待したほどの性能は出ないんじゃないかと思います。未だに4Gすら繋がらないエリアもありますからね。特に田舎ではまともなサービスはまだまだ先の話になると思います。
カタログスペックでは5Gは4Gの20倍の速度が出ると言われていますが、その反面、5G電波は遮蔽物に弱くて、平均して半分くらいの距離しか飛びません。面積的にカバーするためには従来の4倍のアンテナを設置しなくてならないので、田舎まで設置されるには相当な時間がかかると思います。
ドコモでは昨年9月からプレサービスを実施していますが、5Gの電波が飛んでいるエリアは特定の駅や飛行場などの極限られたエリアだけのようです。
NTTドコモ、「5Gプレサービス」を9月20日(金曜)より開始
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/09/18_00.html#anc-02
当面は、こちらのようなド田舎では全く関係ない話かもしれません。
慌てて5Gスマホを買っても意味ないかも?
地域によって結果が大きく違う場合もあると思います。
今のうちに試しておくことをオススメします。
このバージョンアップで低速なネットワークでもフレーム損失とレイテンシが改善されるとなっています。
朝7時の状態では初めてフレーム損失はゼロと表示されました。(これが普通)
しかし、夜のコアタイムでは昨日とさほど変わらないフレーム損失でした。
ご近所にヘビーユーザーがいるのかな?・・・残念。
ということで、バージョンアップは期待したほどではありませんでした。
もうすっかり忘れていた「GeForce NOW」から「無料プレサービス」の案内が届きました。
GeForce NOW Powered by SoftBank
https://cloudgaming.mb.softbank.jp/
無料プレサービス開始のお知らせ
https://cloudgaming.mb.softbank.jp/news/20200220/
GeForce NOWは、ざっくり言えばゲームのクラウドサービスで、ゲーム用の高性能なバード環境がなくても、Youtubeを見れる程度の簡単な端末さえあればゲームを楽しめるサービスです。
簡単にいえば、PS4の「リモートプレイ」みたいなもので、PS4の代わりにNVIDIAのサーバーを利用するサービスになっています。
今回は「無料プレサービス」ということで、「GeForce NOW」のサービスは無料で体験できるのですが、完全に無料で遊べるか?というと実はそうではありません。
「GeForce NOW」のクラウドサービスは無料で利用できますが、ゲームソフトは別途購入が必要です。ここを間違わないよう!
つまりゲームソフトはSteamなどで別途購入して、それをクラウドサービスの「GeForce NOW」に持ち込んでインストールすれば遊べるようになるサービスです。
もちろん基本プレー無料のゲームなら完全無料で遊べるわけです。
ただ、当たり前ですが世の中の全てのゲームを遊べるわけではありません。
現在利用できるゲームはかなり限られています。
リンクの「タイトル一覧」から利用できるゲームを確認してください。
「GeForce NOW」対応のトップタイトル一覧
https://cloudgaming.mb.softbank.jp/title/
残念ながら私の手持ちのゲームは1本もありませんでした。
この部分も落とし穴だったりするでご注意ください。
もう一つややこしいのが、このサービスはNVIDIAが行っているのですが、今回の日本での「無料プレサービス」はソフトバンクが仕切っています。だからユーザー登録はまずソフトバンク側で行って、そのアカウントをNVIDIAに引き継ぐ形でNVIDIAのサービスにログオンする仕組みになっています。
どうやらNVIDIAアカウントはソフトバンクと連携はしているものの、純粋なNVIDIAアカウントではなさそうです。NVIDIAへのログインはソフトバンクのアカウントからのみ可能なようです。ここが非常にややこしいところです。
そんなことで、退会する時の手続がややこしそうです。(罠?)
ソフトバンク側だけ退会しても、NVIDIA側のアカウントは残るようです。
有料サービスが始まる前までに脱獄方法を見つけなければ・・・
レイテンシー(処理遅延)対策のため、接続は近くのデータセンターに振り分けられるようです。現状は米国に9つ、ヨーロッパに5つ、韓国に1つ、日本には2つのセンターがあるようです。
既に有料サービスが始まっている北米等では、最初の3カ月は無料で、2020年は月額4.99ドル(約550円)の割引価格で利用できるようです。キャンペーンが終了したあと正規価格はいくらになるんでしょうね?
高額なゲーム機は買わなくてもいいものの、ゲーム機をレンタルしてるようなものなので塵も積もればそれなりのコストが掛かってきます。どちらが得か?微妙な気もします。
また、ストリームサービスなのでネットワーク環境はそれなりの品質が求められます。
来る5G(第5世代移動通信システム)を想定したサービスになっています。
現状、我が家の通信環境ではフレーム損失が激しいようです。(涙)
とりあえず、無料で試せる「Destiny2」をインストールしてみました。
GeForce NOWの画面からソフトを選択すると仮想のリモートコンソールに切り替わります。リモートコンソールからソフトの購入を行ってインストールする仕組みになっています。
「Destiny2」はSteamで取り扱いされているので、SteamのIDでログオンして通常の購入手続きを行えばよいのですが、途中でメールの確認とかあるので画面切り替えが厄介でした。
ソフトのインストールはすぐに終わります。(毎回インストールが必要な場合もある)
あとは「Destiny2」側の認証設定と、画面の解像度等の設定するとゲームがスタートします。
実際にゲームをやってみて、コントロールの遅延はほとんどなさそうですが、ネットワークの環境が貧弱なので映像のストリームはブロック化して見ずらいです。何らかの改善が必要です。
現状は、何とかゲームができる?状態です。
それでも落ちてしまうことはありませんでした。
「Destiny2」は初めてやりましたが、なかなか面白そうなゲームです。
どこの星か知りませんが、この世界観が好きかも?
ゲームを終了して、Steam側でライブラリーを確認してみると、ちゃんとゲーム実績もフィードバックされていました。
翌朝もう一度試してみたところ、ネットワークのフレーム損失が大きく改善されていました。ゲーム画面もほとんどブロック化もなく、奇麗にズルズル表示されました。
どうやら問題があるのは我が家の環境ではなく、NTTの光回線(フレッツ光ネクスト隼)かNVIDIAのサーバー環境ということになります。ゲームのロード時間もかなり短縮されていたのでサーバー側の負荷も相当影響しているようです。
ひょっとするとネットが込み合うコアな時間帯では使えないサービスかも?
まだまだこの手のサービスは無理があるんでしょうか?
この春から5Gサービスが本格的に始まりますが、おそらく期待したほどの性能は出ないんじゃないかと思います。未だに4Gすら繋がらないエリアもありますからね。特に田舎ではまともなサービスはまだまだ先の話になると思います。
カタログスペックでは5Gは4Gの20倍の速度が出ると言われていますが、その反面、5G電波は遮蔽物に弱くて、平均して半分くらいの距離しか飛びません。面積的にカバーするためには従来の4倍のアンテナを設置しなくてならないので、田舎まで設置されるには相当な時間がかかると思います。
ドコモでは昨年9月からプレサービスを実施していますが、5Gの電波が飛んでいるエリアは特定の駅や飛行場などの極限られたエリアだけのようです。
NTTドコモ、「5Gプレサービス」を9月20日(金曜)より開始
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/09/18_00.html#anc-02
当面は、こちらのようなド田舎では全く関係ない話かもしれません。
慌てて5Gスマホを買っても意味ないかも?
【3/5追記】
本日ソフトバンクから発表があり、正式サービスは6月からスタートして7月末までは無料で利用できるようです。気になる利用料金は月額1800円だそうです。
北米の550円と比較しても、思っていたより高額です。(事前登録特典は未定)
ソフト代金は別で、ゲーム機のレンタルだけで月額1800円は高い気がします。
「PlayStation Now」ならソフト代込みで月額1180円ですから後続サービスとしては厳しいんじゃないでしょうか?
私的には、現状のサーバーの混み具合やネットワークが改善されない限り、価格も含めて利用することはないと思います。コアな時間帯のあのブロック映像ではとても利用する気になりません。ソフト代金は別で、ゲーム機のレンタルだけで月額1800円は高い気がします。
「PlayStation Now」ならソフト代込みで月額1180円ですから後続サービスとしては厳しいんじゃないでしょうか?
地域によって結果が大きく違う場合もあると思います。
今のうちに試しておくことをオススメします。
【3/6追記】
今朝、システムが2.0.17にバージョンアップしました。このバージョンアップで低速なネットワークでもフレーム損失とレイテンシが改善されるとなっています。
朝7時の状態では初めてフレーム損失はゼロと表示されました。(これが普通)
しかし、夜のコアタイムでは昨日とさほど変わらないフレーム損失でした。
ご近所にヘビーユーザーがいるのかな?・・・残念。
ということで、バージョンアップは期待したほどではありませんでした。