真夜中のピストン運動、久々に蒸気エンジンを動かしてみた


すみません。 まず謝っておきます。

タイトルから、あらぬ妄想をしてこちらに来られた方、
申し訳ありませんが、期待したような内容ではありません。w



時々、鉄分不足による禁断症状が出るんです。
病名は「エンジン触りたい病」です。

気付くと、Youtubeのおすすめ動画が蒸気機関で埋め尽くされていました。
どんだけ見てるねん!って感じです。w

もうこうなると禁断症状を治すにはエンジンを弄るしか方法はありません。
久々に蒸気エンジンを引っ張り出してきました。


これは鉄じゃなくて真鍮ですが、エンジンを撫でまわして愛でる楽しみというのは
女の子の人形遊びに近いものじゃないかな?と思います。

加齢によるホルモンバランスの乱れでしょうか?w



もうほとんど変態の域なので、一般の方が理解するのは難しいと思いますが、
そんなド変態なら興奮する赤裸々な動画になっています。

Model live steam engine
https://youtu.be/lwFzfksZFfc



蒸気エンジンのコシュ♪コシュ♪コシュ♪というピストンの排気音が心地良いのです。
私にとってのASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)なんでしょうね。

まずはスポイトでボイラーに水を入れて、燃料に点火してボイラーの圧力が上がるのを待ちます。炎を見ながら圧力待ちする時間がまたいいんです。

しばらくするとボイラーの圧力が高まり安全弁が跳ね上がります。
蒸気はまず下の小さなピストンに送り込まれ、ここで吸気と排気をコントロールされて上のパワーピストンに送り込まれる仕組みになっています。

ボイラーの上に付いているニードルで圧力調整することで回転数を制御できますが、開きすぎると一気に圧力が下がって回転が落ちたりする微妙な遊びになっています。



蒸気機関は外燃機関ですが、燃料が急激な酸化をすることで熱エネルギーを放出して、その熱の振動エネルギーが水の分子を揺さぶり、分子運動が限界に達して気化することで高圧の水蒸気を作り出し、その圧力を利用してピストンが動作し、ピストンの水平運動をクランク機構で回転運動に変換する様に興奮するわけです。

変態確定!www

簡単には熱エネルギーを回転運動に変換する装置ですが、これを考えた人は大したものだと思います。人類がサルの時代に火を扱えるようになってから、これを発明するのにとてつもなく長い時間がかかっていますが、この発明が産業革命の切っ掛けになったわけで、まさに人類の歴史的な分岐点だったんじゃないかと思います。

結果的にそれが良ったのか?悪ったのか?は不明ですが、
グレタちゃんなら発狂しそうな話です。w


このエンジンは蒸気機関車のモデルを改造したもので、ボイラーを上下逆さまに付けています。燃料はキャンプ用のコンロに使われる「スイスメタ」を使っています。
できればアルコール式のボイラーを作りたいのですが、ロウ付けが面倒で止まっています。

今回気付いたのですが、左側のピストンにちょっとヒビが入っているようです。
そろそろメンテナンスしないとダメですね。


エンジンを回しているだけで興奮するド変態ですが、できればこれを何かに活用したいと思っています。前々からスチームボートに憧れているのですが・・・先は長そうです。
人生をリタイヤするまでには何とかしたいと思っています。

真夜中のピストン運動はいいですよー


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