ついに買っちゃいました。 YAMAHA RM1x


ついに買っちゃいました。
17年程前の骨董品ですが、我が家にようこそ!


YAMAHA  RM1x
http://jp.yamaha.com/products/music-production/sequencers/rm1x/?mode=model

前回、色々と比較検討を行いましたが、最初っからこれが本命でした。
なんといっても音質が気に入りました。

今頃グルーブ・ボックスに悩む
http://ttripper.blogspot.jp/2017/01/blog-post_13.html

オクで良い出物を探していたのですが、予定していた予算の半額くらいで手に入りました。
YAMAHAを初めて買ったのはDX7だったと思いますが、最近はショルキー、EZ-EGに続いて3台目です。何れも骨董品ですが・・・
そういえば学研のポケット・ミクも内臓チップはYAMAHA製のNSX-1でした。

【主なスペック】
・音源:AWM2音源
・最大同時発音数:32音
・演奏パート数:16パート
・音色メモリー:654ノーマルボイス+46ドラムキット
・エフェクター:リバーブ×11/コーラス×11/バリエーション×43
・±24dbデジタルローブースト、オクターバー
・最大記憶音数:約110,000音
・音符分解能: /480
・レコーディング方式:リアルタイム(リプレイス/オーバーダブ/パンチ=ソングモードのみ)、ステップ、グリッドステップ
・トラック数:パターンモード=16パターントラック、ソングモード=16シーケンサートラック、BPM
・パターン数:プリセット960パターン(60スタイル×16セクション)、ユーザー800パターン(50スタイル×16セクション)
・フレーズ数:プリセット7726フレーズ/1ユーザースタイルあたりユーザー256フレーズ
・ソング数:20ソング
・コントローラー:アサイナブルノブ×8個、ジョグダイアル×4個
・ディスプレイ:64×240ドットグラフィックLCD(バックライト付)、7セグメントLED×4桁
・接続端子:アウトプット(L/MONO、R)、ヘッドフォン、フットスイッチ、DCイン、MIDI IN-OUT
・FDドライブ:3.5インチ(2HD/2DD)
・電源:ACアダプターPA-5C
・寸法、重量:420W×98H×282Dmm、4.4kg
・付属品:電源アダプターPA-5C、デモディスク(4曲)
・メーカー希望小売価格¥99,800(税抜)1999年当時(1999 - 2002)

作り的には楽器というよりも音楽専用のコンピュータといった感じです。
こういうスイッチやボリュームがゴチャゴチャ付いた操作パネルを見ているだけでも男の子の心をくすぐります。チカチカする小さなLEDも綺麗です。

デザイン的な特徴は黄緑色のバックライトが綺麗な大きい液晶ディスプレイと、昭和チックな大きい4桁の赤色LEDの7セグ・デジタル表示でしょう。設定用の各ボリュームを弄ると即座に7セグに数値が表示されます。「アナデジ」ってヤツですね。


昭和のBCLラジオが流行った時代に、ナショナルのプロシードというラジオがありました。ダイヤルを回すと周波数を7セグ表示する仕組みに憧れました。アナログからデジタル時代への過渡期、アナデジのインターフェースがそれを繋いでいたのでしょう。昭和生まれのオコチャマとしては、これを弄っているだけでワクワクします。


今では更にデジタル化が進み、ハードが存在しないソフトだけのシンセサイザー・アプリも多くなりましたが、音楽作りには直観的な操作が大切です。そのため今でもほとんどのシンセサイザーのインターフェースにボリュームが使われています。
そんなA/D変換の内部処理をわざわざ表に出してアピールしているセンスが好きです。
実際に使ってみると表示される数値的感覚も参考になると思います。

他のグルーブ・ボックス系の機種では、黒鍵が簡素化されているものが多いのですが、この機種はボタン型のキーボードながら、しっかり黒鍵も付いているのが好印象です。おかげで2オクターブをカバーして、ポリフォニックにも対応しています。

課題は200ページ程あるマニュアルです。
さらっと目を通しましたが、おそらく10年後にも新たな発見があるほど奥深い複雑怪奇な作りになっていそうです。これからしばらくトイレ文庫として常備して少しずつ読み進めたいと思います。

動かぬ冬の暇つぶしアイテムとしては絶品かと思います。
いかかでしょうか? 目指せピコ太郎!


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