紙とアルミ箔だけで音が鳴る! 「紙ラジオ」

思わず口走ってしまった「紙ラジオ」企画ですが、 途中で頓挫したように見せかけておいて、実は日々研究?を続けていたのです。 というかあまりにもバカバカしい企画だったので、誰も読んでくれていないと思いますが、志はかなり高いところにあるわけで、あれの本質は、ソフトとハードの融合を狙っているのです。 空想と現実の融合点で満足を得ようとするものだったりします。(なんのこっちゃ) 例によって私の場合あくまでもエコ!エコに拘っていたりします。というか今年の春は厳しいものがあった、というかはっきり言って金欠です。お昼のおにぎりを包んだアルミ箔ですらもったいないと思うこの気持ちを大切にしたいものです。(泣き) 全然本題の説明に入ってこないのですが、ここらでちょっと説明します。 簡単にラジオの構造を説明すると、まずは電波ですが、これがちょっとややこしい。 実は私も良くは理解していないのですが電界と磁界の波と言うことらしいです。 簡単に言えば水面で起こる波紋のようなものだそうです。(見えないものは理解しがたい)この電波をアンテナで捉えます。(あっさり)これが受信です。 受信した電波の波はアンテナで電気信号に変わります。ただしこの信号にはありとあらゆる電波の波の混合信号ですので、このままでは単なるノイズです。このノイズからある一つの信号を取り出すのが同調といいます。 ここが面白いところで、通常はコイルとコンデンサを使って信号をふるいに掛けます。 詳しくはこの手の話を説明しているサイトが山ほどありますのでネットで調べてみてください。 同調が出来れば殆どラジオとして機能しているとも言えますが、本当はもう一つ検波という機能が必要です。検波とは整流作用のことで、同調で得た+-の信号から+だけを通すものだと思ってください。これでようやく音声信号として取り出せたことになります。 なんだかややこしい言葉ばかりですが、理屈で考えればいたって簡単なものです。 肝心の今回作ったラジオですが、同調の部分を主に作っています。 アンテナは大きな物を用意するのが面倒だったのでコンセントを利用しています。 検波とアンプの部分は電子ブロックのダイオードとアンプ回路を使っています。 まずは、電子ブロックのラジオ部分(コイルとコンデンサのみ)を使ってラジオを鳴らして...