高級?サムピックと腱鞘炎
最近、音楽づいています。
中学生の頃からギターを弾き始めて、フォークからエレキに上がる段階で資金切れ。
その後キーボードに転身して現在に至り、
三線で再び弦楽器に目覚め、ウクレレ買ってさらに熱が帯び、古いエレキを発掘し、
おそらく20年ぶりに弦を張り替えするのに、
残り少なくなったご近所のギター屋さんに出かけました。
紀伊半島と言われる通り、本県は半島です。つまり半分島国ってことですね。
ギターのような、あってもなくても生活に困らない文化のレベルが非常に低いのです。
よって楽器屋も数えるほどしかありません。
昔のギターブームの時はもう少し元気があったよう思いますが、
久日に覗くと、店内も暗く、沈みきった静寂感のある異様な雰囲気すら感じる状態でした。
そんな店内をひっそり物色し、目的のエレキ弦を探したのですが、
どうせまともに弾けませんので一番安い600円弦をチョイスしました。
ついでに前々からサムピックが一つ欲しかったので
色々と物色していたら「TAB SPECIAL」というのを見つけました。
確か値札には105円と書いてたと思ったのですが、レジで500円と言われました。(汗)
「アコギ界のジャイアント打田十紀夫監修」というフレコミのサムピックです。
開発秘話はこちらに掲載されています。
TABサムピック物語
http://blog.tokiouchida.com/?p=426
http://blog.tokiouchida.com/?p=444
http://blog.tokiouchida.com/?p=452
http://blog.tokiouchida.com/?p=469
確かにラバーによる親指のフィット感が素晴らしく、ピックの弦への当たりも滑らかです。
ただ、ピック自体の型抜きが最低レベルです。
モデラーとしては許せないレベルのバリ!バリ!バリ!
とても日本製とは思えない仕上がりレベルにはガッカリです。
これでいきなり弾いたら弦をヤスリで削ってるようなものです。
ガット弦なら切れますね。(笑)
アイデアもデザインも良い製品だけに、製品としてのフィニッシュ感が足りなさ過ぎて残念です。
この状態なら完成度からして500円は高価過ぎかも?
まぁー、べっ甲のサムピックだと100倍の5万円ほどするらしいので高級品というわけではありませんがね。
そんなことで、昨晩はつい熱くなってギターを弾き過ぎて、右手首が腱鞘炎になりました。
何事も若い頃のようにはいきません。