雨降りで進化したスケスケの翼
日曜は朝からずっと雨降りでした。 土曜は風がなく、テストに至らなかったスケスケの翼の研究をしていました。 タケノコ掘り会とスケスケの翼 https://ttripper.blogspot.com/2022/04/blog-post_90.html 不織布は、繊維の隙間が大きくて通気性があります。 だからマスクにも使われているのですが、微細なウイルスを除去できるかは微妙です。w 繊維の隙間が、ある程度の風を通すので翼としては浮力は落ちます。 ただ強風対策としては風をいなす効果となって丁度いいかもしれません。 でも微風では不利になります。 農業用の不織布は色々とあって、プロ農家向けにはユニチカの「スーパーラブシート」なんかは厚手で丈夫なようですが、プロ用なので100m単位くらいでの販売でなので、凧用にちょっと買うようなものではありません。 色々と実験してみて、たまたま不織布に付着した木工ボンドが表面に膜を作って風を通さないことを発見しました。 ワイシャツを糊付けするようなものですね。 少し水で薄めた木工ボンドを表面に塗布しても効果はありそうです。 ついでに水彩絵の具で着色してみました。 不織布はポリプロピレン製で耐水性があるので、水性塗料を塗布しても繊維が伸びたり縮んだりしません。 塗布した状態ではボンドの乳白色と混ざってクリーム色になります。 ここで乾燥待ちのブランチです。 雨降りで全然乾かず ・ ・ ・ ドライヤーで一気に乾燥させました。 乾くと乳白色のボンドが透明な膜になって、不織布の乱反射を押さえるのでツヤが出て透明感も増します。 ビューティフル! 半透明なパステルカラーの翼ってお洒落な感じです。 風の通過もなくパワーアップしそうです。 こうしてみると、この翼の構造はセイルに似ています。 翼もセイルも、風を捉えて推進力に変える機能は同じですからね。 こんなフレームのセイルを作っても面白いかもしれません。 そろそろ頭の中も夏モードです。w 不織布は素材として面白いです。 他にも色々と使い道があるかもしれません。 でも不織布でパンツを作ってボンドを塗るとかダメですよ。 ごわごわになりますから...