レイトショーでキングコングを観てきました。 「キングコング:髑髏島の巨神」 http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/ 怪獣物は前回の「シン・ゴジラ」でがっかりしたので観るか迷ったのですが、 「キングコングがなければゴジラは誕生しなかった」 というコメントを見かけて、なるほどと納得して観に行くことにしました。 キングコングは1930年代から作られていてゴジラは1950年代からなので20年ほど先輩です。キャラクターは多少違いますがストーリや落としどころは同じようなもので、キングコングに多分に影響されているのは明白です。そういう意味で怪獣映画の本家は観ておく必要があるかもしれません。 何よりプロモーションビデオの出来の良さに惹かれました。 リズミカルで迫力のある映像編集は本編でも裏切ることはありませんでした。 Kong: Skull Island - Rise of the King [Official Final Trailer] https://youtu.be/44LdLqgOpjo ================================================== ここからはネタバレなので、これから観る予定のある人はリターンしてください。 ================================================== この映画、まず冒頭の音圧にビビりました。 正直ちょっと煩いくらいの音量でどんどん押してきます。 予告通り、コングは冒頭にあっさり登場しますが、チラ見せで焦らされるよりスッキリしてて余計なことを考えずにストーリーに入っていけます。 ほぼ全面CG編集されていると思いますが、映像的には過去の作品へのオマージュがたっぷりで、キングコングらしい風景に仕上がっている感じです。 ストーリー的には島の守り神的なコングが、探検隊が目覚めさせてしまった地底の怪獣達をやっつけるだけの単純なものですが、正義と悪の設定がハッキリしてて実にアメリカらしい娯楽映画に仕上がっています。何も考えずに迫力ある映像をただ楽しむだけのアトラクションムービーです。 プロモーションでも登場するヘリとコングの戦いのシーンは迫力がありましたが、...