骨董品としての価値 YAMAHA RM1x

 
発売時期は1998年頃の骨董品ですが、手元に届いたのは2017年の一昨日です。
まさにバックトゥーザフューチャー並みにタイムラグがあるのですが、現在の骨董品としての価値を含めてインプレしてみたいと思います。

まず、発売から20年近く経つ骨董品ですので色々と不具合もあります。
この機種は元々使用されているスイッチ類が脆弱で経年効果による接触不良はお約束事です。

おそらく完璧なレスポンスを維持しているものは珍しいと思います。
押して反応があるというのとプレー時のレスポンスに耐える性能があるのとは別問題です。たとえ購入時にチェックが出来たとしても機能的な組み合わせも複雑で見極めはかなり難しいと思います。

メインの鍵盤のスイッチはこのようなゴム式のタクトスイッチになっています。


接触部分が経年効果で劣化して反応が鈍くなります。
案の定、我が家に届いた時点で反応したスイッチは全体の1割程度でした。

おそらく長らく使用されていなかった品だと思います。
購入時の条件は電源が入る確認だけでしたので予想通りの状態です。
その分お安く購入したわけです。

スイッチ類の不具合はある程度復活します。
何度も丁寧に一つずつ押していく内に内部の被膜が摩擦されて徐々にスイッチの反応が出てきます。当初、何度押しても全く反応がなかったスイッチも粘り強く押していく内に復活しました。さらに使っていく内にレスポンスも段々とよくなってきます。今では全スイッチがほぼプレ時のレスポンスに耐えれるレベルまで復活しました。

手っ取り早くリペアーするのも一つの方法です。
この症状はこの機種特有の持病で、海外では今でもリペア部品が流通しています。


それなりの値段がしますが、単なる押しボタンのタクトスイッチです。日本橋や秋葉原の電子部品屋さんで購入すれば安いものだと1個10円程度から販売されています。技術的にもスイッチの付け替えだけなのでそれほど難しくないかと思います。
下記のページが参考になると思います。

RM1x switch replacement modification
http://admiralbumblebee.com/tutorials/2011/08/24/rm1x-switch-replacement-modification.html

何種類かのスイッチが使われているので、それぞれに合ったものを選択する必要がありますが、思い切って改造するのも楽しいかもしれません。マニアの方はLEDを別色に変更したり、フロッピーユニットをUSBメモリー用のユニットに交換したり、内部の回路に手を入れて音質まで変えてしまう改造をされている方もいます。



発売された状態の完品を目指すのではなく、発展的にあくまでも素材であると捉えると面白い楽器が作れるかもしれません。ちょっと遊びどころが普通の路線とは違いますが、私的にはそんな要素も含めてRM1xの価値とみています。

心配していたレトロなフロッピーユニットはあっさり動きました。懐かしい2HDフロッピーのフォーマットやセーブ、ロードも正常に動作しましたが、バックアップを取るほど活用できるのか?・・・
音楽的才能がチープなので内部メモリーだけでも溺れそうです。w


クラブ系のダンスミュージックが得意な機種ですか、アンビエント系からポップ、クラシックなども頑張れば演奏できます。もちろんMIDI接続できるので16チャンネルの音源としても活用できます。

まだ数時間しか触っていないので手探り状態ですが、プリセットされているパターンを利用してデモ演奏してみました。

YAMAHA RM1x demo
https://youtu.be/V79lcFSFsjU


言い訳ですが、この動画はパソコンにRM1xを直接接続してWEBカメラで撮影したものですが、パソコンの内部処理でタイムラグあるためどうしてもリズムがワンテンポズレます。よってお聞き苦しい感じになっていますが、演奏するのも大変で「リズム音痴養成ギブス」な感じです。w

プリセットの音色だけでも600以上、ドラムキットも46個入っています。
一生かかっても使いこなせないオモチャになりそうです。

RON on YAMAHA RM1x
https://youtu.be/4-f4wtRQHTk


TONTON on YAMAHA RM1x
https://youtu.be/0P0Uapf0pxk


DUB1 on YAMAHA RM1x
https://youtu.be/SmLHd2euybM


WAVE on YAMAHA RM1x
https://youtu.be/HAAZCadUfHk


KODOU on YAMAHA RM1x
https://youtu.be/e5u12CqxV4g