カレーメシを食す


カレーという料理はインドには無いようです。
インドではアーユルヴェーダに由来する「汁かけご飯」ならあるようです。
だからよく言う「インドカレー」は純国産の和食に分類されることになります。

それだけ日本食として定着しているカレーですが、要因はあのカレールーの発明にあるかもしれません。カレー独特の強烈な香りと味で、多少の原材料の良し悪しを帳消しにしてしまう魔法の調味料なのです。ルーの数だけ間違えなければ、ほぼ定番の味が誰でも再現できてしまうお手軽さもあります。特に忙しい主婦にとっては有り難い食材なのです。

しかも作り置きができます。
「カレーは1日置いたほうが美味しい」という暗黙のルールで2日目も手抜きができるのです。さらにまだ余った場合は、うどんにかければあっという間にカレーうどんが出来上がります。まさに一粒で二度、三度美味しいスーパー食材なのです。

そんな日本独特のカレー文化の中でレトルトカレーの存在も忘れてはいけません。
あの女優さんのパッケージでおなじみのボンカレーは昭和の通過点でした。
レトルトを湯煎で温めてご飯にかける調理方法は、何となく宇宙食を想像してワクワクしたものです。あれは昭和万博の頃だったでしょうか?・・・

そんなレトルトカレーも最近のご当地ブームで随分とセレブになってきています。


学生時代、ターバンカレーのトンカツ大と第7ギョーザのホワイト大を食べてる時が一番幸せでした。そんな元地元民からしても、この値段はいくらなでもちょっと盛り過ぎでしょう。

確かに美味しいのは美味しのですが、ルーだけで525円は髙杉!
ちなみにゴーゴーカレーは2袋でこの値段のようです。
元地元民も食べたことはありませんが・・・


ということで、これを買いました。


以前から気になっていのですが、カップ麺と比べると値段設定も微妙で、当初のものは電子レンジで調理が必要だったりと手間も掛かりそうだったのでパスしてました。このバージョンはお湯を入れて5分待つだけのようです。それなら即席麺のうどんと同じじゃないか?、ということで一つ試してみました。

フタを開けるとこうなっていました。


「あちゃーこれはやられた」と正直思いました。
ルーらしきものの周りに小さな米粒のような?タピオカの元?のようなものが少し入っています。あとは乾燥野菜が少々とイカの破片のようなものが、少し・・・

説明書通り、熱湯を指定の位置まで入れて5分待ちました。


アワ・アワ・アワ・アワ・アワ・アワ・・・・
何このアワは、カフェラテ?カフェラテ?カフェラテ?
カフェラテ?以外に考えられない状態です。

説明書によると底からじっくりと掻き混ぜろと書いています。
グルグルとかき混ぜているとこうなってきました。


おーーーカレーだ! カレーリゾットだ!
さらにグルグルと混ぜていると粘度が上がってきてスプーンですくえるほどになりました。


一口食べてみると、んーーーまさにカレーリゾットです。
パケージのイメージどおりの食感と味です。
あのタピオカの元のようなものがちゃんと米粒になっています。

熱湯で復元された米粒は膨張して意外と量も多くてそこそこの食べ応えがあります。
今回はイカ味を選択しましたが、ノーマルのビーフ味やチキン味があるようです。
年越しの正月料理に飽きた時や、受験生の夜食、いざという時の非常食にもなるかも?

価格は150円ほどでコンビニのおにぎりと同じくらいなので選択肢としてはアリかも。
たまにはカップ麺とは違ったものを食べてみたい方にはオススメです。
高級レトルトカレー1食分で3食分も買えますからね。

そんなケチケチで済ませた日曜の午後でした。