NAUTIRAID 木製カヤックのインプレ


高級艇の部品が届きました。
以前、オクで教材用として木製カヤックの骨組み(一部)だけを購入したのですが、その後工作が止まっていました。

教材が届く、NAUTIRAID(ノーティレイ)フォールディング・カヤック
http://ttripper.blogspot.jp/2015/12/nautiraid.html

いったい何を買ったんだ? NAUTIRAID(ノーティレイ)フォールディング・カヤック
http://ttripper.blogspot.jp/2015/12/nautiraid_5.html

身体測定と作図、NAUTIRAID(ノーティレイ)フォールディング・カヤック
http://ttripper.blogspot.jp/2015/12/nautiraid_6.html


止まった原因は、自作のフォールディング・カヤックを別に作り出したことと、
色々調べてみるとNAUTIRAIDOの木製カヤックは相当な高級品だということがわかってきたためです。


NAUTIRAID
http://www.nautiraid.com/en/

足らずの部品を適当にコンパネで作って、安価な防炎シートで包めばいいかと思っていたのでが、それではあまりにももったいない代物でした。それとこのタイプのカヤックはフレームを船体布に強く押し付けて全体の剛性を出す構造で相当頑丈な布でスキンを作らないとダメだとわかってきました。

使えそうな生地を色々と物色したところ、トラック用の荷台シートが使えそうな感じでしたが、カヤックのサイズが大きいため相当な費用がかかります。テント生地も調べたのですがこれも数万円単位の費用試算になりました。
いずれもカヤック用ではないので雨露程度は防げても完全な防水性はなく何らかの防水加工も別途必要です。さらに裁縫用のロックミシンなども物色したのですが、結論として適当な船体布を買ったほうが安上がりということになりました。

その後オクで中古の船体布を探していたのですが、なんと、以前このフレームを出品された方が船体布のセットが見つかっということで残りの部品と合わせて出品されているのを発見しました。もし最初からセットで出品していたら相当な価格になったと思いますが、残念ながら船体布だけを買う人なんていないでしょう。「これはあまりにもお気の毒、私が引き取るしか無い」ということで買わせていただきました。
もちろんYahooカードの5000ポイントを使ってのことです。(~_~)V

前回の身体測定でフレームサイズが全長460cm、全幅65cm、船首高28cm、船尾高22cmでした。全体的なデザインやサイズからおそらく「Greenlander」の一種だと思われます。日本での販売価格はノーマル状態で30万円以上するようです。さらにオプションのラダー取り付け器具も付いているので価格はそれ以上だと思います。

ということで半年かけておフランス製、高級木製カヤックを2諭吉でゲットです。
ちなみにこの手の高級カヤックは収納するバックだけでも数万円はするようです。(-_-;)


本日は三連休の初日、我慢しきれず早速試乗に行ってきました。
いきなりの海は汚れるし、初回のトラブルも考慮して今回は静水のこちらにしました。



全体的に傷もほとんどなく塗装もほぼ新品状態で使われた形跡がありません。
船体布も擦り傷もほとんどなく新品に近い非常にいい状態のものです。ブルーのカラーも鮮明で綺麗です。縫い目に小さなゴミ1つ付着していないのでひょっとすると未使用品かも知れません。


実はここからが大変でした。
入らないのです。組立工程はビデオで確認して頭に焼き付けたつもりでしたが、入りません。このカヤック、ガチガチにタイトな設計のようでほんの少しズレただけでもうまく入りません。ひょっとするとバージンということも原因かもしれません。


そうこうしている内に若いお兄さんに声を掛けられまして、お話をしてみるとカヤックをやっている方でした。暫しその方とカヤック談義に花が咲きまして、意気投合したところで組み立てを手伝ってくれることになりました。

一緒にあーでもないこーでもないと試行錯誤をしていただいて完成するのに1時間以上もかかりました。炎天下でフラフラになりながら、途中で何度止めて帰ろうかと思ったほどです。手伝ってくれたお兄さんがいなかったら確実に撤収していたと思います。感謝です。
で、この状態は大きなミスをしています。シートが・・・やり直し!


なんとか完成しました。
ちょっとセンターがズレていたのでコーミングとスキンが不完全ですが問題無いでしょう。


いざ乗り込んで一漕きしてみると組み立ての苦労が一瞬で吹き飛びました。
さすが高級艇、まるで水面を滑るような滑らかな乗り心地に大満足です。


組み立ての最終工程で船体のサイドのチューブに空気を入れて全体の張りを出しているのですが、喫水線はそれよりも5cmほど下で抵抗もなくスピードも出ます。船体がローリングした時はそのチューブの縁のお陰で安定します。空気注入式の背もたれのホールド感もよく、リブに太ももを押し付けるとカヤックとの一体感はバッチリでした。

タイミング良かったのか水も澄んでいて綺麗です。
何よりこの環境が一番ですね。










本日のビデオです。水が綺麗です。 https://youtu.be/T855aYLNsXM

実はカヤックは後片付けが大変なんです。
特にフォルディング・カヤックは手入れが大切で、次回のためにしっかりクリーンアップしておく必要があります。そこで急遽用意したのがこれです。


洗濯機に付いてきたお風呂用のポンプですが小型のバッテリーで動作するようにしました。20Lのタンクで丁度いい感じです。


これから一生これと付き合っていきたいと思います。
もちろん自作艇の制作も継続します。
完成品とは楽しみどころが違いますからね。