ボートのDNA


海外、特にアメリカや地中海の諸国ではボートレースが盛んなようです。
日本では競艇以外にボートレースをほとんど見かけることがありませんが、
海外のレースでは日本企業のスポンサーもよく見かけます。

Thrill Zone Extreme Powerboats

https://youtu.be/vPL2o_a7cW4

日本では何故ボートレースが盛り上がらないんでしょうね?

日本パワーボート協会のスケジュールを確認すると、
2015年は5回のレースを開催予定でしたが、8月はエントリー不足のため中止のようです。
寂しい限りです。

日本パワーボート協会
http://powerboat.jp/

単純パワー的なアメリカンなレースは日本人には馴染まないのでしょうか?

ちなみにパワーボートっておいくらぐらいするのか調べてみました。
諸費用は別として中古艇なら高級自動並みで買えるようです。
http://www.tokaimarine.co.jp/stock/stock.html


日本は周囲を海に囲まれた島国なのに何故かボート文化は発展していません。
ボートは特殊な趣味と見られる傾向があるようです。

まっ、確かにお金はかかります。
自動車なら車体費用以外に駐車場代や車検と色々と維持費もかかりますが、
ボートも同じように費用がかかります。

地元の係留施設の使用料はこんな感じでした。

市内に住所を有する個人又は市内に事務所若しくは事業所を有する法人が所有する小型船舶
船舶の長さ1メートルにつき月額756円
上記以外の小型船舶
船舶の長さ1メートルにつき月額1,080円

ボートが一般化しないのては、圧倒的に係留施設が足りなさ過ぎるのも原因の一つでしょう。


維持として燃費的にも問題があります。
ボートは抵抗の大きい水上をズリズリと胴体をこすり付けて進むのです。
平坦な地面の上をベアリング付きのタイヤで転がるのとはわけが違います。

効率がものすごく悪いので、言うまでもなく燃費はボロボロです。
水面に油を垂れ流してその上を滑ってるようなものです。

6乗り程度の中型クルーザーで40km/hで走行したとすると燃費は0.5km/L程度で、小型のジェットボートでも1~3km/Lほどのようです。
まっ、どこに行くでもなくグルグル回って元に戻るだけですから贅沢な遊びです。


EXULT 36 Sport Saloon
http://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/bigboat/exult36ss/

水上は道路のように水平で一定はありません。
波やうねるでフニャフニャで踏ん張りどころがないのです。

それに比べると如何に自動車は簡単な乗り物かがよくわかります。
つまり自動車は何故走れるか?「まず道があるから」なわけです。

そのために、しこたま税金を注ぎ込んで事前に道路を整備しているのです。
その事前投資があるからこそ自動車は簡単に走れるわけです。

さらに鉄道は専用の整備が施されています。
だから自動車よりも安全で効率よく搬送できるわけです。


昨日テストしたぺダルボートは、ネジ1本まで全て納屋にあった廃品で作ったので費用はゼロ円です。まっ、結果は失敗でしたが・・・

維持費をかけないボートとなるとカヤックやカヌーになります。
市販品を新品で買っても20万円ほどです。
バイクを買うよりは遥かに安上がりです。

その気になれば対岸の大陸まで行けなくもないかもしれません。
成功する可能性はかなり低いですが、バイクじゃ絶対無理ですからね。
そう考えるとバイクよりも優れた乗り物かもしれません。


その昔、世界遺産で有名な地元和歌山の熊野大社から沖縄まで船で遠征しています。
そのため沖縄の神社には今も熊野信仰が多く残されています。

太古の昔、人はボートに乗ってやってきました。
島国日本はそんな船旅で移住してきた多く人種のミックスなわけです。

船にはどことなくロマンがあります。
おそらくそんな祖先達のDNAを受け継いでいるためでしょう。

そんなことで、このペダルボートをどうするか?
・・・これもDNAでしょうか?(笑)