失われた空


一部の大バカのおかげで日本の自由な空が失われました。

ドローンと呼ばれているクアッドコプターなどの無人機の飛行が規制される航空法の一部改正案が閣議決定されました。東京23区内では家の敷地内でも実質飛行は不可能と報道しているメディアもあるようです。(朝日)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000054678.html

ただ、これほど過剰反応するには裏があるのは間違いありません。
規制で飯を食っている役所のニュービジネスになることだけは確実です。

航空法の一部を改正する法律案について(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku02_hh_000083.html

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航空法の一部を改正する法律案要綱

第一無人航空機の定義
この法律において「無人航空機」とは、航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦(プログラムにより自動的に操縦を行うことをいう。)により飛行させることができるもの(その重量その他の事由を勘案してその飛行により航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがないものとして国土交通省令で定めるものを除く。)をいうものとすること。

(第二条関係)
第二無人航空機の飛行の禁止空域
何人も、次に掲げる空域においては、国土交通大臣の許可を受けた場合を除き、無人航空機を飛行させてはならないものとすること。
一無人航空機の飛行により航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれがあるものとして国土交通省令で定める空域二一に掲げる空域以外の空域であって、国土交通省令で定める人又は家屋の密集している地域の上空

(第百三十二条関係)
第三無人航空機の飛行の方法
無人航空機を飛行させる者は、国土交通大臣の承認を受けた場合を除き、次に掲げる方法によりこれを飛行させなければならないものとすること。

一.日出から日没までの間において飛行させること。
二.当該無人航空機及びその周囲の状況を目視により常時監視して飛行させること。
三.当該無人航空機と地上又は水上の人又は物件との間に国土交通省令で定める距離を保って飛行させること。
四.祭礼、縁日、展示会その他の多数の者の集合する催しが行われている場所の上空以外の空域において飛行させること。
五.当該無人航空機により爆発性又は易燃性を有する物件その他人に危害を与え、又は他の物件を損傷するおそれがある物件で国土交通省令で定めるものを輸送しないこと。
六.地上又は水上の人又は物件に危害を与え、又は損傷を及ぼすおそれがないものとして国土交通省令で定める場合を除き、当該無人航空機から物件を投下しないこと。
(第百三十二条の二関係)

第四捜索、救助等のための特例
第二及び第三の規定は、都道府県警察その他の国土交通省令で定める者が航空機の事故その他の事故に際し捜索、救助その他の緊急性があるものとして国土交通省令で定める目的のために行う無人航空機の飛行については、適用しないものとすること。(第百三十二条の三関係)

第五その他
罰則に関し所要の改正を行うものとすること。(第百五十七条の四関係)

第六附則関係
一施行期日
この法律は、公布の日から起算して三月を超えない範囲内において政令で定める日から施行するものとすること。
(附則第一条関係)

二検討
政府は、無人航空機に関連する技術の進歩の状況、無人航空機の利用の多様化の状況その他の事情を勘案し、無人航空機の飛行の安全に一層寄与し、かつ、無人航空機を使用する事業の健全な発展に資する方策について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとすること。(附則第二条関係)

三関係法律の整備
関係法律について所要の改正を行うものとすること。(附則第三条及び第四条関係)

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まっ簡単には「ジャイアン」的な法律ですね。
つまり、美味しそうなもの見つけたので、それを無理やり取り上げて、ほしいのなら俺に従えと言ってるわけです。

この法律、ドローンだけでなく飛行機やヘリ、グライダーなんかも含まれているので注意してください。つまり空もの全部です。

機体の許可制の話もあるようで、許可された機体だけとなると自由に工作することもできなくなります。ラジコン業界やその他の航空業界に大きな波紋になることは間違いありません。
日本の空は自由を奪われ確実に狭くなりました。

ただ、田舎はOKなようです。
夏休は是非、田舎にお越しください。


日本ではいつの間にか「安全安心ビジネス」が定着してしまいましたが、究極の安全で安心な世の中とは「何もしない」世界です。過度な安全安心の思想は、何のために生きているのか?その意義すら失わさせる思想につながるものです。

例えば、山登りなんて危険な行為は全て禁止、スポーツなんて野蛮で危ないことはするな。となってしまいます。もちろん車やバイクのレースなんてもってのほか、即刻、市中引き回しの上打ち首獄門なわけです。

先日の道路交通法の改正で自転車の自由度もかなり奪われましたが、
日本はますます住みづらい国になりつつあります。


まっ、いまさら何を言ってもダメでしょうから、自由を求めて別の世界に行くしかなさそうです。そんなことで最近カヤック作りにハマってるわけです。

今のところ、水の上はまだ多少の自由があります。
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